リルコノ
2014/05/13 09:05

ストレスと上手に付き合う!食生活で5月病を防ぐ5つのポイント

食べる&キレイ5903



みなさーん、ゴールデンウィークボケはしていないでしょうか?

暦に関係なく仕事三昧な女子もたくさんいますよね。お疲れ様です!

今回は、一年で一番ストレスを感じやすいと言われている5月に、
ぜひトライして頂きたい食生活をLilconoライターのみさき なぎさがご紹介します。


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5月病って本当にあるの?

ストレス2
ゴールデンウィーク明けに発病しやすい「5月病」は、
入社や移動、引越しなど環境の変化に適応できないことが引き起こす症状です。

また、周りがバカンスを過ごす中、忙しく働いたり、
孤独を感じて発病する人もいるようです。

憂鬱になったり、食欲不振、やる気をなくすなどの症状があります。

数週間経って改善することもあれば、
長引いて「うつ病」になることもありますので、ほっておくのは危険です!

上手にストレスを解消させたり、話ができる親しい人に頼ったり、
5月病を防ぐことはいくつかありますが、
私が紹介したいのは「食生活でできる対策」です。

ポイントを5つにまとめてみましたので、普段から取り入れてみてください。


1 セロトニンの減少を防ぐバランスの良い食事

心を穏やかにしてくれる働きを持っていて、
「幸せホルモン」とも呼ばれている「セロトニン」。

これが減少してしまうことで、憂鬱な気分になったり、
うつ病を引き起こす可能性があります。

不規則な生活や日光を浴びない生活など、
現代社会はセロトニン不足に陥りやすい傾向にあるので、
食事から改善するのはとても大切です。

少し難しい話になってしまいますが、
セロトニンは必須アミノ酸の一種トリプトファンから合成されます。

体内でセロトニンが合成されるには、
トリプトファンが含まれるたんぱく質の多い食材の他に、
脳の栄養源になるブドウ糖や神経系統を正常に機能させるビタミンB群など、
さまざまな栄養素が絡みあって生成されます。

ですから、「この食材だけ食べておけばOK!」というわけにはいきません。残念!笑

健康や美容と同じように、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルなど
バランスの良い食事を心がけることが大切です。


2 女性ホルモンを減少させない

先ほど挙げたセロトニンの生成に欠かせないのが女性ホルモンです。

また、ホルモンバランスが崩れることにより、
体調と共に精神的にも不安定になりやすくなります。

女性ホルモンを減少させないために有効な食べ物は、
大豆イソフラボンを含む豆腐や納豆が有名ですね。

また、避けられがちなコレステロールもホルモン生成には欠かせない栄養素です。
アーモンドやアボカドは、脂質と共にビタミンEが豊富に含まれているので、女性の強い味方です。


3 ストレスで壊れやすいビタミンCをたくさん摂る

コラーゲンを生成するなど美容に欠かせないことで有名なビタミンCですが、
なんとストレスを緩和してくれる働きもあります。

これはストレスがかかるとビタミンCが消費されていくことになりますので、
ストレス社会で生きている人はより多くのビタミンCを摂取して欲しいです。

じゃがいも、キャベツ、オレンジ、いちごなど、身近な食材に多く含まれているので、
積極的に食事に取り入れたいですね。


4 カルシウムでイライラを解消

カルシウムには神経の伝達機能神経の興奮を抑制する働きがあります。

つまりカルシウムが不足すると、イライラなどの感情のコントロールが
うまくできなくなってしまいます。

私もそうですが、一度イライラが始まると、イライラがイライラを呼びますよね。笑

そうなる前に、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、小松菜、ひじき、など
カルシウムを多く含む食品で、イライラを上手に解消できるようにしましょう。


5 ストレス社会で闘うあなたに…GABA

グリコのチョコレートCMのキャッチコピーでお馴染みのGABA。

GABAとは天然アミノ酸の一つで、チョコレートの他に発芽玄米やトマト、
アスパラガス、キムチなどに多く含まれています。

働きとしては抗ストレス作用があり、カルシウムと同様に、不足すると
神経の伝達機能神経の興奮を抑制できなくなってしまい、緊張感が続く状態に陥ります。

以前「美人のおやつはチョコレート♡」の記事でも紹介しましたが、
チョコレートを食べることでリラックス効果が期待できるのです。


ストレス3


今回は少し難しい単語が並んでしまいましたが、簡単にまとめると、
「バランスの良い食事!」これに尽きます。

忙しい毎日に追われていると、食生活を見直すことが難しいかもしれませんが、
新緑が眩しい快適な5月にストレスを溜め込むのはもったいない!

憂鬱な気分になる前に、ぜひ取り入れてみてください。

この記事を書いた人

みさき なぎさ
みさき なぎさ
ヘルシー、セーフティー、ハッピーな食卓をもっとうに
活躍している料理研究家。

さまざまな飲食業界で活躍後、料理教室の講師に。
レッスンの他、レシピ開発、料理や栄養素関連の教科書、
フードコラムなどの執筆に携わる。
出産を機に、フリーライターとしても活躍。

保有資格は、栄養士、雑穀マイスター、ベジフルアドバイザー
と食専門な私ですが、こちらでは、ミーハーで
人生奮闘中の一女性として、さまざまな情報を綴りたいと思います。
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