巷で話題になる美容法、健康法には様々な種類があります。
炭水化物を食べない主食抜きダイエットが人気を集めていると思えば、一方で玄米や五穀米を食べて痩せたと、書いてある雑誌が売れていたり。
ずっと以前、厳しい学校の運動部では練習中に水を飲むのはNGと言われた時代もありました。
今では「まさか!」と、一蹴されてしまうような話ですが「いったい何が正しいのか」わからないのは、現在も変わっていないようですね。
そんな情報過多の中で、ひとつだけ一貫していることがあるのです。
それは「きちんと、睡眠をとること」。寝不足が、美容と健康に効くと唱える言説は皆無です。
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めざせ、七時間睡眠?
日米が1980年代から続けている、睡眠時間と寿命の関係についてのリサーチでは、最も理想的な睡眠時間は7時間前後だと言われています。寝不足が心身に悪い影響を及ぼすのは、よく知られたことですが、眠り過ぎもあまり良くない。
それではどうして約7時間寝るのが好ましく、睡眠過多がいけないのかと聞かれると、実は現段階では科学的に解明されていないのが実情です。
眠りは「量」ではなく「質」を重視して
徹夜明けは肌が脂っぽくなり目蓋がむくむのは、皆さん経験があるのではないでしょうか?ところがきちんと7時間眠ったのに気怠さが残っていたり、4時間ほどしか寝ていないにも関わらず頭がスッキリしているといった場合もありますよね。
つまり必要な睡眠とは、「量」ではなく「質」なのです。
短期集中でも、目覚め際にさわやかな気分を味わうことができればOKです。
では、どうすれば良質な睡眠を取れるのでしょうか。
寝る前の飲食は控えましょう
寝る前に小瓶一本ほどのビールを飲むと、寝つきが良くなります。その反面、すぐに目が覚めたり、お手洗いに行きたくなったり、肝心な睡眠の質が低下してしまいます。
また、同様の理由でホット・ミルクや、ハーブティーも避けたいものです。
就寝中は神経だけでなく内臓も休ませるのが理想的。
お休み前の3時間は何も口にしない習慣をつけると、消化器もリセットできるので、プチ断食効果も期待できますよ。
質の高い眠りだけではなく、美肌やダイエット効果も期待できるので、一挙両得だと言えるでしょう。
朝は光を取り込む
起きがけに朝日を浴びましょう。逆に、就寝前は出来るだけスマートフォン、テレビ、パソコンの画面を見ないように。
目覚め際は、ある程度、強い光にさらされることで交感神経が優位に立ち、体が活動モードに切り替わります。
そして、眠る前は一日働きっぱなしの筋肉や心をリラックスさせて、休息モードにする必要があります。
不規則な生活などで脳が強いフラストレーションを感じると、活動と休息のバランスが崩れてしまい、体内時計が乱れてきます。
とはいえ、毎日の慌しさや過度の緊張そのものを和らげることはできません。
ですからせめて、目に入る光の量と強さをコントロールして、睡眠の質を上げる必要があるのです。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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