リルコノ
2014/06/26 14:06

ドライヤー前にしておくべき2ステップ【後ろ髪美人への道⑥】

コスメコンシェルジュのかしこいコスメ選び
こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのささきひろこです。

前回記事、トリートメントを流した後は、いよいよ「髪を乾かす」行程に入ります。
濡れた髪は、最もダメージを受けやすい状態です。ダメージを最小限にとどめ、且つ早く乾く方法を伝授いたしましょう。

濡れた髪はどうするか
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自然乾燥がNGな理由


髪の一番外側にあるキューティクルが、髪ツヤ度を決める重要な箇所。そのキューティクルは、髪が濡れていると開き乾くと閉じる性質を持っています。そのため髪が濡れた状態のまま放置しておくと、髪内部に浸透させたはずのトリートメント成分が流出してしまいます。そればかりか、開いたキューティクル同士が擦れてダメージを与え合ってしまうのです。

自然乾燥ではなく、ドライヤーを使って短時間で髪を乾かす必要性がここにあります。

 

流したら即タオルドライではない


トリートメントを流した後、すぐにタオルで水気を拭き取ってはいませんか?その前にすべきことは「手絞り」です。適量の毛束を取り、根元から毛先に向かって水分を絞り落とします。このひと手間で、ドライヤーも短縮できますしタオルドライも楽になるでしょう。

 

タオルドライは擦らないで


タオルを用意したら、頭全体を包むように両手で押さえ、根元(頭皮)の水分を取るようにタオルの上から指を当てます。髪の真ん中〜毛先にかけては、手のひらで挟んで押さえるように。決して擦ってはなりません。

 

ドライヤーは熱ではなく風量に注目

ドライヤー
短時間で乾かすコツは、風量に注目すること。ドライヤーでいう風量とは、「1分間でどれだけの風を与えることができるのか」を数値で表しています。最低限、1.3m3/分はあるものを選ぶよう製品カタログをしっかり見ておくとよいですね。

 

ドライヤーの使い方


髪から20cmは離して、根元から乾かします。ただ根元にドライヤーを当てるのではなく、髪をかき分けて頭皮全体に風が当たるよう場所をかえていきます。この時、根元から毛先に向かうよう、ドライヤーの角度に気をつけます。

根元を乾かしている間に十分乾くので、毛先に風を当てる必要はありません。8割程度乾いてきたら、冷風に切り替えます。冷風によりキューティクルが引き締まり、髪ツヤ度がUPしますよ。


これからの季節は湿気や汗で余計にジメジメとし、乾きにくさが増してきます。髪の長い人や多い人は、吸収力のよいマイクロファイバーのタオルにするのもいいでしょう。ドライヤー前にしておくべき2ステップは、「手絞り」→「タオルドライ」。短時間でムダなく乾かし、最小限のダメージにとどめたいですね。


この記事を書いた人

ささきひろこ
ささきひろこ
コスメコンシェルジュ/コスメ薬事法管理者/ビューティー心理セラピスト/フリーライター。
幼少の頃より人一倍「おしゃれ」が大好きで、何かと人とカブらないよう自分なりの“こだわり”を持って成長する。

10代後半頃からは、コスメのパッケージやブランドよりも「配合成分」に心酔。
現在、低GI・グルテンフリー料理レシピを開発中。

女性がいつまでもキレイに輝いていられるための研究とそれを共有することが、私の使命です。
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