こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのささきひろこです。
女性にとって、ツヤツヤ+サラサラ+天使の輪ができた髪は、永遠の憧れですよね。
なのにパサついたり枝毛ができてしまったり、異常な脱毛があったりと、
悩みは尽きません。
今回は、髪のトラブルについてみていきましょう。
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髪の構成
髪は3層から構成されています。その内訳は、
キューティクル(毛小皮)
・・・ケラチンというたんぱく質でできており、
うろこ状に重なり合って外部の刺激から守っている
コルテックス(毛皮質)
・・・繊維状の細胞からできており、
ここの状態によって髪の太さ・強さ・毛質が決まる
メデュラ(毛髄質)
・・・髪の中心にある細胞で、
乳幼児や白人にはほとんどないといわれている
となっています。
髪のダメージ
髪のダメージは一番外側にあるキューティクルから始まります。ダメージを受けると、うろこ状のキューティクルが
一枚一枚めくりあがり毛羽立った状態に。
毛羽立った部分はさらにダメージを受けやすくなり、
髪内部の90%以上を占めるたんぱく質を流出させ、
枝毛や切れ毛といった症状をもたらすのです。
薄毛と脱毛
“薄毛”と聞くと、男性のことだけという印象が強いかもしれませんが、実は最近増えているのが女性の薄毛。
大きな原因のひとつとしてあげられるのが、
女性ホルモン「エストロゲン」の減少です。
「エストロゲン」は、毛髪の発達や成長期を持続させる働きがあり、
それが減少すると成長期が短く、休止期が長くなってしまいます。
(詳細は【後髪美人への道①】をご参照ください)
通常なら1つの毛穴から数本出る髪の本数が減ってしまい、
髪そのものも痩せてハリやコシのない髪に。
女性に多くみられるのは、「びまん性脱毛症」。
“びまん性”とは、広範囲に広がるという意味です。
男性は頭頂部や生え際周辺が極端に薄くなり、
やがて頭皮が露出してしまうのに対し、
女性の場合にはゆっくりと全体的に薄くなるのが特徴です。
【原因】
食生活の乱れ(食品添加物も悪影響に)・加齢・ストレス・タバコ・遺伝など
【対策】
・ストレスをためずに睡眠をしっかり取る
・スカルプケア(頭皮ケア)をする
・たんぱく質とビタミンA・B6・Eを積極的に摂取する
髪のダメージも、ストレスが関係するのですね。
ストレスと無関係になれる生活は難しいですが、
上手に解消する方法を見つけましょう。
【後髪美人への道】シリーズ、まだまだ続きます!
この記事を書いた人
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コスメコンシェルジュ/コスメ薬事法管理者/ビューティー心理セラピスト/フリーライター。
幼少の頃より人一倍「おしゃれ」が大好きで、何かと人とカブらないよう自分なりの“こだわり”を持って成長する。
10代後半頃からは、コスメのパッケージやブランドよりも「配合成分」に心酔。
現在、低GI・グルテンフリー料理レシピを開発中。
女性がいつまでもキレイに輝いていられるための研究とそれを共有することが、私の使命です。
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