こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのささきひろこです。
駅構内のエスカレーターで、前に立っている女性の髪がキレイだと、
思わず顔を見たくなりませんか。私はなります(笑)
そして実際、右から追い越していく男性陣は、
必ずといっていいほどその女性の顔をチラッと見ていきます。
「髪がキレイ」は、人を惹きつける力があります。
ついつい、肌よりもおろそかにしがちな“髪”のこと、
【後髪美人への道】としてシリーズでお伝えてしていきますね。
髪の構造
髪は、皮膚の外に出ている部分(人の目に見えている部分)を「毛幹(もうかん)」、
皮膚の中に入っている部分(人の目に見えない部分)を
「毛根(もうこん)」を呼びます。
「毛根」は、
毛包(もうほう)
・・・毛根を包んで、皮膚にしっかりと髪を安定させる働き
毛乳頭(もうにゅうとう
・・・毛細血管があり、髪へ栄養を与える働き
毛母細胞(もうぼさいぼう)
・・・分裂によって、髪をつくる働き
このようなものから形成されています。
髪の毛周期(ヘアサイクル)
髪が1ヶ月に伸びる長さは約1cmで、1本の寿命は約5年といわれています。私は今、約40cm伸びた髪の長さなので、その毛先は約3年4ヶ月もの間、
シャンプーやドライヤーなどといった様々なダメージを受けつつ、
生き延びていることになります。
【毛根での成長過程】
成長期→退行期→休止期となっており、各過程での状態は以下の通り。成長期(5〜6年)
・・・毛乳頭が毛母細胞へ栄養を送り、毛が太く伸びる
退行期(2〜3週)
・・・毛母細胞の分裂がなくなり、毛根が押し上げられる
休止期(2〜3ヶ月
・・・髪が自然に抜け落ちる
髪のエトセトラ
髪は、平均約10万本あるとされています。常に成長しているわけではなく、
ある一定周期の成長が過ぎると細胞分裂を止め、
角化(※)しはじめます=脱毛。
髪の主な成分は、ケラチンというたんぱく質の一種からなっています。
ちなみにこのケラチンは、約18種類のアミノ酸が結合したもの。
※角化・・・細胞が生まれてから垢(角片)となって
はがれ落ちるまでの課程のこと
意外と知られていないのが、髪は死んだ細胞であるということ。
そのため、髪には自己修復機能がありません。
だからこそ日々のケアが重要になってくるのです。
続きもご期待くださいね。
この記事を書いた人
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コスメコンシェルジュ/コスメ薬事法管理者/ビューティー心理セラピスト/フリーライター。
幼少の頃より人一倍「おしゃれ」が大好きで、何かと人とカブらないよう自分なりの“こだわり”を持って成長する。
10代後半頃からは、コスメのパッケージやブランドよりも「配合成分」に心酔。
現在、低GI・グルテンフリー料理レシピを開発中。
女性がいつまでもキレイに輝いていられるための研究とそれを共有することが、私の使命です。
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