リルコノ
2019/05/20 07:05

つい相手がYesと言ってしまう!効果絶大な交渉テクニックとは

交渉する女性
こんにちは!
Lilconoライターのfuyukaです。

今回は日常生活やビジネスではもちろん、恋愛でも使える強力な交渉テクニックをお伝えします。

最初に断られるくらい大きな頼みごとをして、断られたら小さな頼みごとに変えるという方法です。
何も考えずに交渉した場合と比べて3倍近くの効果がある、強力なテクニックです。
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日常で使えるシーン

例えば、お給料日まで厳しくて母親にお金を借りたい時

「お給料日まで5万円貸してくれない?今月出費が重なって…」
「5万円もいらないでしょ?」
「それなら2万円でいいから」
「仕方ないわね、ちゃんと返しなさいよ」

この場合、本当は2万円借りれればOKのところ、あえて最初に5万円と大きな金額を提示したことによって、本当の頼みごとがお母さんにとって大したことがないように感じられ、あっさりOKしてもらえたのです。

また、人には何かをされたら何かを返したくなる心理、相手が何かを譲ってくれたら自分も譲りたくなる心理が働きます。

相手は頼みごとを断ったことにより「悪いことをしたな」という気持ちを感じています。
そこで頼みごとを軽くしてあげると、相手にはこちらが譲ったように感じられます。
すると、相手が譲ってくれたのだから自分も譲らないと悪いと思い、頼みごとを聞いてあげようという心理になるのです。

恋愛で使えるシーン

こちらのテクニックは恋愛でも使うことができます。
例えば、インドア派でなかなか一緒に出かけてくれない彼へ

「今年の夏休み、海外旅行に行きたいな」
「それはさすがに無理だよ。休みもそんなに取れないし…」
「それなら国内1泊旅行ならどう?」
「1泊だったら行けるかな。どこに行きたい?」

ビジネスで使えるシーン

ビジネスではこのような場面で使えます。
例えば、仕事を早く仕上げてもらいたい時

「こちら、本日中に仕上げて頂けないでしょうか?」
「本日中は難しいですね。他にも抱えている仕事がたくさんあって…」
「それでは、明後日までならいかがでしょう?」
「明後日なら何とかしますよ!」

テクニックを成功させる4つのポイント

こちらのテクニックを成功させるには4つのポイントがあります。

1.最初の頼みごとのハードルを上げ過ぎない
最初の頼みごとのハードルを上げ過ぎると相手に不快感を与えてしまいます。
すると相手は不信感や警戒心を感じてしまいます。

そうなった場合、どんなにハードルを下げても相手に「譲ってもらえた」とは感じてもらえません。
最初にする頼みごとは相手が不快感を持たない程度の、ちょっと高いハードルにすることが大切です。

2.頼みごとから頼みごとまでの時間を空けない
大きな頼みごとを断って相手が悪いなと思っているうちに、小さな頼みごとをする必要があります。
最初の大きな頼みごとを断られてから1週間後に小さな頼みごとをしたとしても相手は忘れてしまっています。

3.最初の頼みごとと次の頼みごとは関連性があること
全く関連のない頼みごとをしても効果はありません。

4.同じ相手に使い過ぎない
人は何度も同じことを繰り返すと慣れる性質を持っています。同じ相手にこちらのテクニックを使う時は時間をおいたり、ここは使いたい!という時のみ使うのがオススメです。

まとめ

いかがでしたか?
今回ご紹介したテクニックはとても強力ですぐに使えるものなので、ぜひ試してみて下さいね。

この記事を書いた人

fuyuka
fuyuka
2016年に心理学と出会い、セルフコーチングをひたすら行ってきました。
それによって人間関係や仕事など、自分を取り巻く環境に大きな良い変化を感じることに。
働く大人女子の皆さんに分かりやすく、日常で使える心理学やコミュニケーションスキルをお届けしたいと思います。
現在心理学をベースにしたメイクも勉強中。休日の楽しみはおいしい紅茶をこだわって淹れること。
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