リルコノ
2015/09/27 07:09

望まない妊娠を避けるためにできること

こんにちは、a_hikaruです。

よくネット上の悩み掲示板で、「避妊をせず中に入れて外に出したが妊娠するか?」という質問を目にします。

私たちが教わった性教育は、とても大人になってから参考になるものではありません。

現実的に、私たち女性が望まない妊娠を避ける術を私たちは何も持ち合わせていないに等しい状態です。

妊娠に対して正しい知識を身につけ、自分自身を守る方法をご紹介いたします。

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365日24時間、女性の体は“危険日”

生理が終わり、排卵する前までの期間を“安全日”、排卵をしてから生理が始まるまでの期間を“危険日”と区別している方がいますが、それは間違いです。

女性の体は365日24時間“危険日”です。

たしかに排卵日の前日、当日、その翌日が最も妊娠しやすい期間(危険日)ではありますが、私たち女性の体はいつでも妊娠してしまうリスクを背負っています。


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中に出さなければ妊娠しないは大間違い

避妊をせずに、女性の膣に男性のペニスを突っ込むと女性は妊娠してもおかしくない状態になります。

男性が中で射精しなくても、勃起した男性のペニスからはカウパー腺液と呼ばれる分泌液が射精するまで出続けます。

カウパーには女性の膣内を摩擦から守ったり、射精後、上手く受精するために膣内を中和する役割があります。

そのカウパーには精子が含まれていますので、膣内に射精しなくても女性は妊娠してしまいます。

 

1回でも中絶をすると妊娠しづらくなるリスクがある

5回の妊娠の内、1回は人工中絶手術が行われている日本ですが、実際に人工中絶手術を選択する女性は術後のリスクを理解していない場合があります。

中絶した過去があるからと言って、必ずしも不妊症になるというわけではありませんが、中絶というのは女性の体に大きなダメージを残します。

しっかりとした施設で人工中絶手術を受けていなかったり、術後の管理を怠ったり、繰り返し人口中絶手術を受けた女性は、将来不妊症になるリスクが高いと言われています。

理由として、技術のない医師や設備の整っていない施設で人口中絶手術を受ければ、子宮を傷つけてしまうリスクが高いからです。

子宮が傷つくことで、子宮内膜(赤ちゃんがお母さんのお腹の中で寝る布団のようなもの)が癒着し、厚くならず、受精卵が着床しなくなります。

また、人口中絶手術は心にも大きなダメージを残します。

 

避妊の種類を把握して“女性が選択する”

避妊の方法にはコンドーム以外にもたくさん種類があります。

①女性ホルモンが入った薬を毎日決まった時間に服用し、排卵を抑制する経口避妊薬(ピル)を服用するという方法。

②手術により卵子や精子の通路を塞ぐ、もしくは切断する避妊手術。

③子宮内に避妊器具を挿入することで受精卵の着床を防ぐ方法。

④女性用コンドーム(ペッサリー)を着用する。

⑤精子を殺す効果のある薬を、行為前に膣内に入れる方法。

④と⑤は避妊失敗の確率が高いのでオススメできません。

これらの避妊の方法を女性自身が知り、自分で自分の身を守るために女性自身が選択することが重要です。

 

心当たりがあるなら、妊娠は私たちにいつでも起こりうること

私たちが学校で教わった性教育では、小難しい言葉を並べているけど、結局何が言いたいの?っというオチの授業だったと思います。

でも、妊娠を未然に防ぐことってそんなに難しいことではないということが、今回ご紹介させていただいたことで分かりましたね。

妊娠したけど様々な事情から産めないとなると、選択肢は人工中絶手術しかありません。

人工中絶手術を行う前に知っておいていただきたいのは、手術のやり方です。

妊娠12週未満まで手術を受けることは可能ですが、その頃の赤ちゃんは既に人間の形をしています。

その赤ちゃんと胎盤などを、器具を使って切り刻んで分解し、掻きだし、吸引機で吸いだすのが手術の内容です。

そんな手術受けたくありませんよね?

経験さえしたくないと思う方が大半だと思います。

だからこそ、私たち女性は自分で自分の身を守るために避妊をしなければなりません。

望まない妊娠を避けるための知識と出来ることを今回ご紹介させていただきました。

 

この記事を書いた人

エトウ
エトウ
大阪府出身。自分らしく仕事が出来るようにフリーランスライターになる。
得意ではないが、裁縫やDIYなど物作りが好き。
どこかに女性らしさを置いてきてしまった残念な人なので、リルコノで記事を書きつつ、女子力を身につけていきたいです。
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