こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターの日高なつです。
見よう見まねで始めてみたアクアリウム。
でも、ネットで見た写真と比べると、なんだか違う感じがする…。
ネットやお店で見たアクアリウムの水槽はもっとキレイだったのに!
なんて思ったことはありませんか?
正直言いまして、ネットで公開されている写真やアクアショップの水槽は、アクアリスト上級者が作った「玄人の水槽」です。
そのレベルに到達するのは、まだまだ先です。
水槽を立ち上げたばかりで知識もまだ吸収途中の皆さんですから、そんな素敵な水槽を最初から作れないのは当たり前なんです。
なので、そこはばっさり「こんな水槽にはまだ出来ない」と割り切って、まずは自分なりに、できる範囲で「なんとなくちゃんとアクアリウムしてる」感じの水槽を目指しましょう。
今回、そのヒントになるような水槽レイアウトのコツをご紹介したいと思います。
1.基本はガーデニングと同じ
ガーデニングを趣味にしてる方だと、比較的簡単に改善できると思います。
実は水槽の水草レイアウトは、花壇作りと一緒なのです。
花壇は奥の方に背の高い草花を植えて、真ん中は中くらいの高さの草花、手前は低く育つ草花と植えていって、日光が平等に当たるように、全ての種類の草花が楽しめるようにとレイアウトします。
アクアリウムにおける水草の配置も、これと同じです。
水槽の後ろのほうには、背の高い水草。
水槽の真ん中あたりには、中くらいの高さの水草。
そして手前は、高く育たない背の低い水草。
これでOKなのです。
これだけで見栄えが大分変わりますので、既に植え込んでいる方はちょっと配置換えをしてみてください。
ちゃんとしたアクアリウム水槽っぽさが増すと思います。
2.レイアウト例その1:スタンダード
ガーデニングと一緒だよ、だけでは不親切だと思うので、ちょっとした例も一緒にご紹介します。
先にご紹介した通りのレイアウトが、スタンダードな水草レイアウトの一例です。
同じ種類を一列に並べるのではなく、例えば左右で別の種類の背の高い水草を植えるとか、ワンポイントとして少し葉の色が違う水草を植えてみる、というのも、アクセントが効いて可愛い水槽になると思います。
バランスを見つつ、流木や岩石を配置しても、より自然っぽい雰囲気を演出できて素敵ですよ。
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3.レイアウト例その2:ランダム
スタンダードから少し発展したレイアウトです。
でも考え方はスタンダードと一緒なので、最初からこれにチャレンジしてもOKです。
水槽の後ろ、右側か左側の隅だけを背の高い水草にして、もう片方の後方は中くらいの水草でまとめて、岩石、流木をバランスよく配置。その周囲に、適宜背の低い水草を植えておく。
実は私が一番気に入っているレイアウトです。
単純に一列に並べるよりもずっと自然な雰囲気が演出できますし、なんだか「アクアリウムにこなれた感じ」が出てくるので、ちょっと自分としても気分良く水槽を眺められます。
まとめ
レイアウトの例も一緒に挙げましたが、基本だけ押さえればもう後は皆さんの自由でOK。
自分のセンスに任せて好きなように好きな水草をレイアウトして、キレイな熱帯魚を泳がせればそれでもう立派なアクアリウムです。
人に見せて「すごい!」と言われる水槽もいいかもしれませんが、毎日その水槽を眺めるのは私達自身です。
だから、自分が眺めて満足できる水槽が作れたら、それでアクアリウムとしては正解なんです。
今回の記事を参考にしつつ、でもあくまで自分の満足を追い求めて、レイアウトに挑戦してみていただければと思います。
この記事を書いた人
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以前は某技術職をしていたが終電&タクシー帰宅の生活に体力の限界を感じ、転職。
現在はほぼ定時退社、帰宅したらペットに癒されつつガーデニング、アクアリウム、オタク趣味、小説執筆に精を出す日々。
Lilconoでは動物のことや、女子のお役立ち情報等も語らせていただくかと思います。
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