リルコノ
2014/08/04 14:08

目標は他言無用!byデレク・シヴァーズ

以前にTEDに学ぶでお伝えした「30日チャレンジ」。なにか始められてますか?挑戦されてますか?
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Lilcono(リルコノ)ライターのるぃです。

「目標を立てたなら、達成するために人に言わずにおこう」というプレゼンテーション、達成するためのサポートを得られるように友人や知り合いに口外しようという一般通念に反するこの主張を見てみましょう。今回は、オンラインミュージックストア"CD Baby"の設立者であり、ご本人もミュージシャンであるデレク・シヴァーズのプレゼンです。



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目標の口外は心地良い


何か大きな目標を立てて、それに取り組むぞ!という時に、やっぱり人に言いたくなりますよね。というのも、人に「目標を話す」というのは気持ちが良い行動だからです。しかし、この行動こそが目標の達成を妨げるといいます。

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時期尚早の達成感が目標達成を妨害


つまり、他人に認められると満足感が得られます。目標達成には、踏まなければいけないプロセスや苦しい作業が待っていますが、この口外したことによる満足感がまるで「もう実現した」かのような錯覚として現実のように感じられ、苦しいことを乗り越える努力をするためのモチベーションを下げることにつながるのです。

デレクのプレゼンの中でも、約160人を対象にしたテストで半分の人に個人目標を口外するように指示し、残り半分の人に誰にも口外しないようにした結果、口外した人は目標タイムを待たずにギブアップ、口外しなかった人は目標時間いっぱいまで努力したと言います。

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目標は言いたくなっても「お口にチャック」!


目標を人に言いたい誘惑にかられても、他人に認められるという達成感は本当に目標を達成するまで取っておきましょう。また、言うことで得る満足感と実行することで得られる達成感とを取り違える上記の心理を理解しておくということも目標達成に役立ちます。また、他言する時には「すごいね、えらいね」という言葉を期待するのではなく、自分にプレッシャーとなるような「サボってたら渇を入れてね!」という風に工夫することをお勧めします。

この記事を書いた人

るぃ・ベジェン
るぃ・ベジェン
英語科卒。百貨店と貿易物流会社を経て、カナダ・バンクーバーにてマーケティングとギャラリーマネージャーを経験。
帰国後、某大手企業にて翻訳/通訳/事務を通して日本と米国を行き来。
Foodieとしてレストランやカフェに通うと共にアラサーの体をいたわりホームクッキングにも精を出している。
安くて良いものを探す関西人魂は海外でも健在。海外から様々な切り口でライフスタイルを執筆。
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