リルコノ
2014/06/25 09:06

もう食べた?魅惑の新調味料「塩レモン」を作ってみよう!

食べる&キレイ590


こんにちは!Lilconoライターのみさき なぎさです。

今、食通の間で話題の「塩レモン」をご存知でしょうか?

そう、食べるラー油、塩麹の次にブームとなっている新調味料です。

簡単に作ることができて、いろんなお料理に使え、さらに味をふくよかに香り高くしてくれる魅惑の調味料として注目を集めています。

今回は、そんな塩レモンの魅力から作り方、活用法までご紹介いたします♡

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新調味料「塩レモン」って何?

塩とレモンをかけて食べるんじゃないの?
いいえ、違います!塩レモンはモロッコでは一般的に使われている調味料で、タジン鍋やアフリカ料理によく使われています。

塩レモン又はレモンソルトとも呼ばれていて、シンプルな材料と手順で出来てしまうのも魅力の一つです。

レモンと塩を瓶詰めにし、長期保存により熟成、発酵させ、まろやかな塩気と爽やかな酸味、香りを生み出す調味料へと変貌します。

熟成時間によって味の変化があり、2週間くらいの浅漬けから、5年物の熟成させたものまであるそうです。

 

日本人にオススメ!塩レモンの味と魅力

漬けたての塩レモンは、まだまだ塩辛く苦味も感じられますが、時間と共にまろやかな塩気と酸味、心地よい苦味を帯びてきます。

その塩レモンを料理に加えることで、素材が本来持つ旨味や甘味を引き出す効果があります。

日本の食文化は健康的ですばらしいですが、気になる点は「塩分の摂り過ぎ」です。

醤油、味噌などを利用するため、他の国に比べても塩分摂取量が平均より多い食事スタイルとなっています。

そこで、塩レモンのように酸味や香りのある調味料を使いこなすことで、味覚を刺激し、塩分に頼らなくても充分美味しく頂くことができるので、私たち日本人にはオススメの調味料と言えるかもしれません。

さらに、レモンのクエン酸が疲労回復、代謝をUPさせてくれたり、酸味や程よい塩気によって唾液の分泌が促され、消化をスムーズにしてくれるなど体に嬉しい調味料でもあります。
レモンの香り成分「リモンネ」でリラックス効果も期待できますね。

 

基本の塩レモンの作り方

モロッコでは、レモンを丸ごと塩漬けにしたり、ハーブやスパイスを加えるものもありますが、今日は「基本の使いやすい塩レモン」の作り方をご紹介します。

<材料>

国産レモン  5個
塩(自然海水塩)  レモンの重量の10%g
漬ける瓶 1つ

 

<作り方>

• レモンは塩(分量外)でこすり洗いし、皮の汚れを落とします。輸入物やワックスが付いている場合は、しっかりこすり落として下さい。

• 両端のヘタ部分を切り落とし、縦4等分に切り、さらに横半分に切ります。レモンを丸ごと漬けるよりも漬かりやすく、私的に料理や飾りとして使いやすい大きさにしてみました。

塩レモン1

• 瓶は熱湯消毒(アルコール除菌などでも可)してから使用します。レモン、塩、レモン、塩、と層になるよう交互に入れます。

塩レモン2

あとは待つだけ!1日に1回軽く混ぜるか振って、上下を移動してください。
とっても簡単ですよね♡

2週間くらいから、レモン汁がとろっといい感じになってきて、サラダやマリネに使えます。

1ヶ月くらいすると、芳醇でまろやかな塩気が生まれ、肉や魚料理にぴったりの調味料になってきます。

 

塩レモンを使った簡単レシピ2つをご紹介

【ミニトマトのデザート塩レモンマリネ】 

塩レモン3

<材料>
ミニトマト   200g
酢  100cc
水  100cc
塩レモンの汁  小さじ2
はちみつ  小さじ2
砂糖  小さじ2
塩レモンのスライス  1/4個分

 

<作り方>
• ミニトマトは湯むきする。ヘタを取り、ヘタの反対側に爪楊枝で穴を開け、熱湯に入れる。すぐに皮が切れ始めるので、冷水に上げて冷まし、皮をむく。

• 酢から砂糖までの調味料を全て鍋に入れ、ひと煮立ちさせ、粗熱が取れたら、湯むきしたトマトと一緒にタッパーなど保存容器へ。

• 塩レモンをスライスし、一緒に漬けて冷蔵庫で半日おく。

甘じょっぱい新しいフルーツのようで、暑い日にパクパク食べてしまいます。
夏の常備野菜として作ってみてはいかがでしょうか♡

【塩レモンの豚バラ丼】  2人分

buta

<材料>

豚バラ  140g
長ネギ  1本
しょうが、にんにく   各1片
ごはん  2人前
塩レモンの汁   大さじ1
しょうゆ  大さじ1
酒   大さじ1
砂糖   小さじ2
塩レモンの皮   1/8切れ分
ゴマ油  小さじ2

 

<作り方>

• 長ネギは小口切りにし、耐熱容器に入れ、塩レモンの汁(分量内から)を少々回しかけ、電子レンジ500wで1分加熱しておく。

• 塩レモンの皮部分は、飾り用2枚をとっておき、残りはみじん切りにする。

• ゴマ油以外の調味料と②のみじん切りを混ぜ合わせておく。

• 豚バラ肉は4cmくらいに切り、しょうが、にんにくはみじん切りにし、ゴマ油で炒める。

• 肉に火が通ったら、③を絡めひと煮立ちさせる。

• どんぶりにご飯を盛り、ネギをしき、その上に⑤を盛りレモンを飾る。

豚丼なのに爽やかです!
これからの時期、夏バテなどでスタミナをつけたい時にオススメのどんぶりです。

この他、どんな料理にも合う万能調味料「塩レモン」は、my調味料として作っておいて損はないです!
今から漬ければ、夏にはいろんな料理に使えますよ。ぜひお試しください♡

この記事を書いた人

みさき なぎさ
みさき なぎさ
ヘルシー、セーフティー、ハッピーな食卓をもっとうに
活躍している料理研究家。

さまざまな飲食業界で活躍後、料理教室の講師に。
レッスンの他、レシピ開発、料理や栄養素関連の教科書、
フードコラムなどの執筆に携わる。
出産を機に、フリーライターとしても活躍。

保有資格は、栄養士、雑穀マイスター、ベジフルアドバイザー
と食専門な私ですが、こちらでは、ミーハーで
人生奮闘中の一女性として、さまざまな情報を綴りたいと思います。
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