世の中の女性は大雑把に2種類に分けることができると思います。
揉め事が嫌いで、相手の気持ちを優先するタイプと
何が何でも自分の好きなものを手に入れたいタイプです。
そんな真逆な二人が親友で、しかも相手の気持ちを優先するが故に自分の恋愛を諦めてしまった……という恋愛ドラマ『Something Borrowed 幸せのジンクス』を今回はご紹介します。
本作、前者タイプの女性が観ると恋愛のモヤモヤがパッと明るくなる作品なんです。
主演は『そんな彼なら捨てちゃえば?』のジニファー・グッドウィンと『10日間で男を上手にフル方法』のケイト・ハドソンで、原作はエミリー・ギフィンの2005年ベストセラー小説。
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あらすじ
内気な弁護士のレイチェルは誕生日当日、親友のダーシーにサプライズパーティーを決行されます。レイチェルは派手なことが大好きなダーシーを傷つけたくないと、楽しいフリをしていましたが、ダーシーの婚約者であるデックスにはバレバレ。彼らは法科大学院在学中に知り合った友人同士だったのです。誕生日パーティーが終わる頃、酔いつぶれたダーシーを送ったはずだったデックスが会場に戻ってきます。なんとダーシーが2000ドルもするカバンを無くしたとのこと。二人はダーシーのためにカバンを探します。
その後、レイチェルとデックスは二人でバーへ行き、もう一杯飲むことに。そこで昔話に花を咲かせていると、酔っ払っていたレイチェルは、6年前デックスに密かに思いを寄せていたことを告げてしまうのです。気まずくなった二人でしたが、なんとデックスからキスをされ、そのまま一夜を共にしてしまうのです。
次の日の朝、ダーシーから二人の電話に鬼電が。「浮気されているのかもしれない」というダーシーを裏切りたくない!とお互いの気持ちに嘘をつき通しますが、なんとデックスも6年前にダーシーを想っていたことが判明。
お互いの気持ちに気付いた時にはもう遅い……。周りに迷惑をかけたくないという二人は想いを押し殺そうとします。
胸に突き刺さるイーサンの言葉
きっと優柔不断タイプの女性が見ればレイチェルの良き相談相手であるイーサンの言葉が全て胸を突き刺してくると思います。レイチェルは全てをイーサンに相談し、イーサンは「自分の気持ちを優先しない君はバカだね」なんてきつい言葉で明確にアドバイスするのです。
でもそれは冷酷なアドバイスではなく心のこもったアドバイス。そんな彼の言葉に耳を傾けて観ると、自分に必要なモノがわかる気がします。
それは恋愛だけに限りませんが、自分の対応や反応によって届きそうだった恋愛も全て遠のいていくということが本作を観てわかります。
優柔不断な女性への恋愛(または人生の)説明書のような感覚で本作を楽しんでもらえればと思います。
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
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