リルコノ
2015/05/29 07:05

初心者OK!アクアリウムを始めてみよう!

こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターの日高なつです。

アクアリウムという言葉はちょっと気になる、アクアリウムには興味はある。
でもなんだか大変そう…何も知らない私にできるかな?
と不安になって、足踏みしてしまう方もいるのではないでしょうか。

ちなみに私は、ほぼなりゆきでアクアリウムを始めたタイプです。
飼っていた熱帯魚の為に、どうせなら本格的な水槽を用意してやれ!と始めたのがアクアリウムだったのです。

玄人向けのアクアリウムというのも確かに存在しますが、実はアクアリウムは本当に多彩で、初心者でも比較的簡単にできてしまうアクアリウムというものがあります。
私はアクアリウムを始めて6年になりますが、現在もいわゆる「初心者」水槽のままですが、それでも楽しくアクア生活を送っています。

そこで今日は、アクアリウムに興味あるなあ、アクアリウムってどんな感じなんだろう?と興味を持っている方向けにご紹介をいたします。

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1.水槽の中で「自然」を再現できる


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アクアリウムは「水槽の中の大自然」とも言われる通り、水槽の中で、可能な限り自然環境に近づけ、その自然さを楽しむ趣味です。
かわいくてきれいな熱帯魚を飼うのも勿論目的のひとつに含まれるかもしれませんが、あくまで水槽の中は自然環境です。
その自然の水草の緑と、鮮やかな熱帯魚達との競演を楽しむのがアクアリウムです。

ここでひとつ心構えをしておいていただきたいのは、熱帯魚は犬や猫のように寿命が長くない固体が多いので、過度に感情移入しないでおくことです。
彼らは水槽の擬似的自然の中で生きている生き物であり、弱肉強食で、場合によっては弱ったら別の生体に食べられてしまっていることもないわけではありません。
現場を目撃してしまうことはほぼないですが、いつの間にか減っていたらそういうことです。

擬似的ながら自然の姿を水槽で手軽に鑑賞してるものだ、と思って、アクアリウムを楽しんでください。



2.アクアリウムを始めてみたい!どうしたらいいの?


ちょっとシビアな話もしましたが、美しい緑の水草がたゆたう水槽を帰宅後に眺めるのは、最高の癒しです。
多忙な仕事をしていた私にとって、玄関に設置していた60cmのスタンダード水槽に溢れる緑と美しい熱帯魚、水底で必死にコケ掃除に勤しむエビちゃん達…見ているだけでものすごく癒されました。

安定した水槽にするまではちょっと時間がかかるかもしれませんが、私がアクアリウムを始めた頃よりは敷居が低くなっています。
事前知識の少ない女性でも、簡単に始められると思います。

セットでほぼ全部揃っているものもありますが、ひとまず最初に用意するのは以下のものです。
・水槽
・フィルター(汚れを吸着し、水槽に戻す仕組みのもの)
・底砂(種類はたくさんあるので好みに合わせて選んでください)
・水草(初心者向けを選びましょう)
・照明(水草育成に必要です)
・生体

生体以外が全部セットになっている商品が今はありますので、それを利用してもいいと思います。
その後、気に入らなければセットの中のひとつひとつを買い換えていけばいいので、手軽に始めたい方はスタートセットを買いましょう。

店員さんに相談したら、一緒に「ろ過バクテリアも一緒に買うといいですよ!」と薦められるかもしれませんが、それは正直いりません。丁重にお断りしましょう。
ろ過バクテリアは水槽の中で大自然を再現するのに必要不可欠な存在です。
彼らが水をきれいにしてくれるので、アクアリウムにおいては普通の水槽みたいな「水換え」という手間がないのです。
しかしながら、ろ過バクテリアは、多少時間を置けば勝手に水槽内で増えてくれます。
水によって増えるバクテリアも違いますので、売られているバクテリアを入れると、せっかく繁殖しようとしている自宅の水で育つバクテリアたちが育たなくなります。
なので、むしろ買わないのが正解です。

それから生体です。
最初から気に入ったきれいでかわいい熱帯魚を選んでもいいですが、上記で述べた「ろ過バクテリア」の繁殖、そして水槽を立ち上げたばかりの不安定な水質を安定させる為、まずは丈夫な熱帯魚を選んでください。
この熱帯魚のことを、俗に「パイロットフィッシュ」といいます。
水質安定の為の水先案内人的な存在です。
この子達がろ過バクテリアの繁殖に一役買い、水質が安定してきます。
そうして安定してきたら、改めて気に入った生体を導入していきましょう。

ちなみにお手入れ軽減の為に、熱帯魚以外の生体も入れておくのがセオリーです。
水槽の壁、水草などについたコケを食べてくれる石巻貝。同じくコケを食べ、また熱帯魚の残り餌などを食べてくれるエビ類。
とりあえずこの二種を入れておくと、水槽のお手入れはものすごく楽になります。
私の場合、熱帯魚、貝、エビを入れただけで少なくとも1年は、ごく簡単な手入れをするだけでほぼ放置状態のまま楽しめました。


3.デメリット


楽しいですが、デメリットはあります。
実は水槽立ち上げ時と維持は意外と出費がかさみます。

スタートセット一式を買うにしても、個別に選んで買っても、結構な額です。
そして熱帯魚もいつまでも生きている訳ではありませんので、自家繁殖しない限りは自然減少していきます。
熱帯魚を定期的に購入する必要があるのです。
それから、植えた水草が駄目になってしまう(アクアリウム的には「溶ける」とも表現します)こともあり、水草を新たに買い直すこともあります。

また、夏になればクーラーか冷却ファンが必要になります。
冬は冬でヒーターが必須です。
照明は一定時間とはいえ長い時間つけていますので、年間の電気代はある程度覚悟しておいた方がいいでしょう。



まとめ


もし、この記事を見て興味を持ったら、アクアショップやペットショップ、通販サイトなどを覗いてみてください。
中にはお店の人が作ったアクアリウムが展示されている事もありますので、見るだけでも楽しいと思います。

それで「やってみたい!」となったら、是非とも始めてみてください。

この記事を書いた人

日高なつ
日高なつ
以前は某技術職をしていたが終電&タクシー帰宅の生活に体力の限界を感じ、転職。
現在はほぼ定時退社、帰宅したらペットに癒されつつガーデニング、アクアリウム、オタク趣味、小説執筆に精を出す日々。
Lilconoでは動物のことや、女子のお役立ち情報等も語らせていただくかと思います。
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