こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのカナリヤ響子です。
前回のSNSでも注目!スマートフォンでキレイな写真を撮るコツ 【花・植物編】 (1)はお楽しみいただけましたでしょうか?
今回は前回にご紹介しました「背景を楽しみながら撮る」の部分をさらに詳しくお話ししていきたいと思います。
背景を楽しみながら撮れるようになると、スマートフォンだけでは物足りなくなるかもしれません。
しかし、手軽に撮れて、SNSにも投稿しやすいのがスマートフォンの良さなので、最大限に活かして楽しめるといいですね。
(スマートフォンで写真を撮るときの基本姿勢はこちらです)
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面白い風景を探して入れる
道を歩いていたら綺麗なアジサイを見つけました。
おそらくここで10人中、6人の女子がアジサイだけをパシャっと撮ってしまうと思います。
もちろん、それが間違いなのではありません。
それだけだと、面白くないねという話がしたいのです。
さて、この写真はどうでしょうか?
アジサイの向こうの景色も映り込んでいてとても魅力的ではありませんか?
アジサイの向こうには道路があって線路があるという風景が脇役となって、アジサイという主役を引き立てているように見えませんか?
たまには、こんな1枚があってもいいのかもしれませんね。
歩行者をさりげなく入れる
背景を含めながら、アジサイにかなり近づいて、アジサイにフォーカスを合わせて撮ると、背景がこんな感じでぼけてくれます。
こうした方法で撮ると、一眼レフで撮った写真に近づけることもできます。
背景には白線がまっすぐ伸びていて、その際には歩行者がいるのが映り込んでいるのがとっても印象的ですね。
わざと横から撮ってみる
花や植物を真正面からばかり撮るのではなく、わざと横から撮ることで、道路という背景を映すことができますね。
道路に向かっている感じを出す
花がどこに向かって咲いているのか?
現物を見た本人にはわかっても、写真を見る人にはわかりませんね。こうして道路に向かっている感じを出すために風景に道路を含むことで、1枚に広がりが出ます。
構図は以前にご紹介した三分割法を使ってもいいかもしれません。
その向こうには何があるのか?
道端に咲いている花は何となく価値があるように思えてしまうのは私だけでしょうか?
花の後ろ側には車道があるということがわかる風景を背景にすることで、どういう状況の中、スマートフォンを取り出して、この花を撮ろうと思ったのかが、少しだけ伝わるのではないかと思います。
これはちょっと惜しいけど・・・
これはちょっと惜しい1枚なのですが、電車が通っているのを背景に花や植物を撮ると絵になって目を惹くと思います。
しかし、この写真に関しては、電車が電柱にかかってしまっているのが非常に惜しいところです。
もう少し電車が進んでいる状態で、パシャッとできればよかったのですが・・・
こうした少しのタイミングで背景の状況が変わり、主役である植物や花の印象が変わるという部分が非常に面白いところであったりするのです。
ひとつの植物や花をいろんな角度から、いろんな背景を含めて撮ってみると、自分の視野も広がってもっと楽しめると思います。
この記事を書いた人
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2003年7月よりWebにて音楽配信や楽曲公開、執筆などをするアーティスト、シンガーソングライター。 オリジナルやコラボ、カバーなど15曲ほどをiTunes StoreやAmazon MP3などでダウンロード販売しています。
YouTubeではオリジナルソングの他に、懐かしいヒットソングをカバーして公開する”歌ってみた”シリーズが好評。 子供の頃はのど自慢大会によく出場していたこともあり、懐かしいヒットソング(特に1980年代後半~1990年代前半)が大好きです。
また、2012年よりWebライターとして多数Webマガジンサイトでコラムなどの執筆をしています。どうぞよろしくお願いします。