こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのカナリヤ響子です。
これからのシーズン、お出かけする機会ももっと増えると思いますがそんな中でスマホで写真を撮ることも多いと思います。
ここでは、外の風景をスマートフォンで撮る時に”こうすればもっといい写真が撮れるコツ”をご紹介したいと思います。
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写真を撮る時の基本姿勢
①脇はできるだけしめる
これはスマートフォンに限らずですが、写真を撮る時はできるだけ脇をしめるようにしましょう。
脇を開いて手を伸ばした状態はとても不安定な状態なので、ブレてしまう恐れがあります。
②手を固定する
写真を撮る場所に、手を固定するところがあれば、できるだけ活用して手を固定しましょう。
このようにネットを利用するのもオススメです。
このように肘をかけて手を固定するという方法もあります。
③シャッターはそっと押す
意外に見落としがちなのが”シャッターを押す強さ”です。
脇をしめて手を固定していたとしても、シャッターを押す時に
ガサツに、または力強く押してしまうと、スマートフォン自体が指の力で動いてしまいブレてしまうことがあります。
シャッターはそっと優しく押しましょう。
風景
①明るさを合わせる
撮りたい風景を見つけてスマートフォンを即座に構えて、まず何をしますか?
最近では高機能なスマートフォンカメラやカメラアプリが増えていますからシャッターを押せば、それなりにキレイな写真が撮れてしまったりもします。
しかし、例えば、下記の写真のような濃い緑の木と明るい空(濃い色と薄い色or暗い色と明るい色)がある風景の場合、明るさの基準になる場所をどこに合わせるかで、写真全体の明るさが変わってくるのです。
明るさの基準は、明るさの基準にしたい場所をタップして設定します。
(iPhoneの場合は、明るさの基準位置とフォーカス位置が同じ場所になる設定になっています。)
それでは良い例、悪い例を見て行きましょう。
(悪い例)
空に明るさの基準になる位置を「空」に合わせてしまった場合、全体的に暗い印象の写真になってしまいます。
スマートフォンを構えて、「空」の部分をタップすると「木」の緑はさらに濃い緑になり、写真全体的にも暗い印象になってしまいます。
「空」の青さを写したい場合には、この写真でもOKですが、全体的な風景の良さを伝えたいのであれば、この写真はNGになります。
(良い例)
これは「木」に明るさの基準位置を合わせた写真です。
木の緑も明るく、風景も全体的に明るく写っている好印象な写真ですね。
このように明るさの基準位置をどこに設定するかで、風景写真の全体的な印象が変わって来ます。
②グリッドで水平垂直を合わせる
スマートフォンのカメラにもグリッドを表示できる設定はもちろんあります。
しかし、ほとんどの人が使っていないのが現状かもしれません。
それはとってももったいないことなので、是非グリッドも活用して行きましょう。
iPhoneの場合は、「設定」→「写真とカメラ」で次のようなスクリーンになりますから「グリッド」のところをタップしてON(緑になる)にしましょう。
例えば、次のような写真を撮りたいとします。
空と陸の比率バランスがよく取れているステキな写真です。
こんな写真なんて、私でもすぐ撮れるよ〜と思うかもしれませんが
意外に、空と陸の比率のバランスが整った写真を撮るのは難しかったりします。
まず、こうした風景を撮ろうと思ったら、地平線がどのあたりかをだいたいでいいので予想したら
グリッドを表示させて地平線をグリッドの線に合わせて撮るのです。
すると比率バランスを自分で考えなくても、キレイな風景写真が撮れるのです。
(悪い例)
水平に伸びるグリッドの2本のラインのうち、下のラインに水平線を合わせると空と陸の比率バランスが取れた写真になるのですが、これは本来より地平線が上に設定されています。すると空の面積が狭くなってこじんまりとした風景写真になってしまうのです。
(良い例)
この写真は、地平線がグリッドにしっかり合っている良い写真です。
(完成写真)
雄大な空がそこにあるような、広がりのある風景写真だと思いませんか?
このように、ちょっとしたコツをつかむことで、スマートフォンでもキレイな風景写真を撮ることができます。
同じ風景を色んな設定や角度から撮ってみると、腕も上がりますよ!
是非参考にしてみて下さいね!
この記事を書いた人
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2003年7月よりWebにて音楽配信や楽曲公開、執筆などをするアーティスト、シンガーソングライター。 オリジナルやコラボ、カバーなど15曲ほどをiTunes StoreやAmazon MP3などでダウンロード販売しています。
YouTubeではオリジナルソングの他に、懐かしいヒットソングをカバーして公開する”歌ってみた”シリーズが好評。 子供の頃はのど自慢大会によく出場していたこともあり、懐かしいヒットソング(特に1980年代後半~1990年代前半)が大好きです。
また、2012年よりWebライターとして多数Webマガジンサイトでコラムなどの執筆をしています。どうぞよろしくお願いします。