リルコノ
2014/04/15 18:04

SPFが高ければいい!?UVクリームの正しい選び方とは

 

はじめまして、Lilcono(リルコノ)ライターのささきひろこです。

私のコスメ選びは「どうなりたいか」で決まります。

有名ブランドだからいいとか、値段が高いから効きそう、
といった選び方はしません。

これから少しずつ、コスメコンシェルジュの観点から
“美力”をアップさせる情報を共有していきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします!

 

さて、ここ最近ぐっと紫外線が強くなってきているのに気づいていますか?
気象庁HPの「月最大UVインデックス」を見ると、4月の日中はすでに
「強い」とされる数値を観測しているのが分かります。

 

気象庁最大UVインデックス (1)

気象庁HPより



今からしっかりUV対策をしておかないと、
数ヶ月・数年後のシミ発生原因をつくってしまいます。

そこで今回は、UVクリームの正しい選び方についてみていきましょう。

 

SPFって?

よくパッケージにも見かけるSPFという文字。

これは、

Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で
UVB波の防御指数のこと。

紫外線を浴びた際、皮膚にできてしまう赤い斑点をとれだけ
長く予防できるかを表しています。

例:SPF30の場合

25分(普通肌の人が赤くなる時間)× SPF30 = 750分
つまり12時間半、防御が期待できるという目安

赤くなる時間は、色白の人:20分、普通肌の人:25分、色黒の人:30分
というのをひとつの目安とみています。

 

PAって?

SPFとともに表示されているのをよく見かける文字ですね。

これは、

Protection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略で
UVA波の防御指数のこと。
皮膚の黒化が起こる原因をどれだけ防げるか「+」で表しています。

PA+:UVAPF 2以上4未満 = 効果がある
PA++:UVAPF 4以上8未満 = かなり効果がある
PA+++:UVAPF 8以上16未満 = 非常に効果がある
PA++++:UVAPF 16以上 = 極めて高い効果がある

UVAPFとは、その製品を使用するのとしないのとで、
どのくらい黒くならないかを表した数値。

SPF製品 (1)

 

SPFもPAも高い方がいいの?

UV対策だからといって、常に高い数値のものを選ぶ必要はありません。

SPF・PAの高いものは効果が期待される分、肌への負担も大きいのです。
下記を参考に、生活範囲にあったものを選びましょう。

買い物・事務仕事:SPF10 PA+ 〜 SPF20 PA++
レジャー・外回りの仕事:SPF20 PA++ 〜 SPF35 PA+++
海や山でのレジャー:SPF35 PA+++ 〜 SPF50 PA++++

UVクリームは、朝塗っただけで1日中大丈夫、というわけではありません。
3時間に1回くらいを目安に、こまめに塗り直すと安心です。

普段何気なく選んでいたUVクリーム。
上記をちょっと意識して、効果的に選んでみませんか。

 

  

この記事を書いた人

ささきひろこ
ささきひろこ
コスメコンシェルジュ/コスメ薬事法管理者/ビューティー心理セラピスト/フリーライター。
幼少の頃より人一倍「おしゃれ」が大好きで、何かと人とカブらないよう自分なりの“こだわり”を持って成長する。

10代後半頃からは、コスメのパッケージやブランドよりも「配合成分」に心酔。
現在、低GI・グルテンフリー料理レシピを開発中。

女性がいつまでもキレイに輝いていられるための研究とそれを共有することが、私の使命です。
Sponsored Link

こちらの記事も人気です。

Sponsored Link