大人女子のスタイルアップマガジン

みなさんこんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのすがたもえ子です。
健康に美容にと注目され、すでに最近では定番になっているヨーグルト。
みなさんはヨーグルト食べていますか？
このヨーグルトの話は少し前にも法案が通ったらしいと話題になりましたが、2014年10月15日にニューヨークの「公式おやつ」として正式に認定されたんです！

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州知事が法案に署名

この公式おやつ、驚くことに正式に法案で決定されたものなんです。
アンドリュー·クオモ州知事が法案に署名したというのですから、驚きですよね。
いったい何故ニューヨークでヨーグルトが？と思ったら、実はニューヨークが「ギリシャ風ヨーグルトの人気が急成長したことを背景に、国のヨーグルト生産の1位」になっのがきっかけなんですって。

ヨーグルトを州の「公式おやつ」に認定することで、人々に経済・健康面でのヨーグルトの効用が周知され、さらには乳製品業界の啓発にもなるというのが、今回の認定の理由なんだそうです。

ニューヨーク州は、アメリカのヨーグルト総生産量の16パーセントを占めるのだというのですから、公式認定されるのも納得です。
それにしても法案でおやつを決定しちゃうとか、アメリカらしいですよね。



 

そもそも「公式おやつ」とは？

ニューヨークだけでなく、すでにいくつかの州で公式認定されているおやつが存在します。サウスカロライナ州は茹でピーナッツ、テキサス州はトルティーヤチップスとサルサ、イリノイ州のポップコーン、ユタ州のジェロ（デザート用ゼリー）など。

もし日本にも同じような制度があったとしたら、自分の住んでいる地域の公式おやつはなんになるんだろう・・・と考えるだけでも楽しいですよね。
もちろん嗜好には個人差があるので、自分はこっちの方がよかったのに！なんていう熱いバトルが繰り広げられるかもしれませんね。
それはそれで地域を盛り上げるきっかけのひとつにはなりそうです。

 

今回認定のきっかけになった「ギリシャヨーグルト」って？

ギリシャヨーグルトは、その名の通りギリシャで昔から食べられて来た伝統的なヨーグルトです。
普通のヨーグルトよりも濃厚で、まるでクロテッドクリームのようにクリーミーな食感が特徴。クリーミーなだけではなく、ギリシャヨーグルトは熱を加えても固まりにくいため、料理の材料としても使えるのが特徴です。

最近ではレシピのマヨネーズやクリームをギリシャヨーグルトに置き換えてカロリーを減らす方法などが海外で人気になりました。
日本でも最近ではスーパーやコンビニなどのヨーグルトコーナーで手軽に手に入るようになってきました。
商品で売られているギリシャヨーグルトは量が少ないからちょっと使いにくい・・・なんて思ってはいませんか？

ギリシャヨーグルトはもともと、ギリシャの家庭で手作りされているもの。
もちろんヨーグルトをイチから作ると大変ですが、市販のヨーグルトをギリシャヨーグルトにする簡単な方法があるんです。
普通のヨーグルトとギリシャヨーグルトの差はずばり水分量。
そこで便利なのが、コーヒーをペーパードリップする時の道具なんです♪

 

【簡単なギリシャヨーグルトの作り方】

まずドリッパーにペーパーをセットします。ドリッパーの下には水受け用にマグカップなどをセットしたら、市販のヨーグルトをペーパーにあけます。

そのまま冷蔵庫に入れて4～5時間放置するだけ！ こんなに濃縮されちゃいます！（できあがりは1枚目の写真）

以外に簡単にできてしまうんです。ギリシャの家庭では毎食食べられているそうですから、当然と言えば当然かも。

ちなみに水切りで出てきた水は「ホエー（乳清）」といって、プロテインサプリメントの材料になったり、リコッタチーズの材料になったりと、ビタミン豊富なのはもちろん高たんぱくで栄養価がとても高い物質です。ホエー単体で飲むとあまり美味しい物ではありませんが、スープや料理の中に混ぜ込むなどすると、水溶性のタンパク質を上手に取り入れることができます。
抗炎症作用や肌荒れ抑制効果もあるので、手作り化粧水などに利用するという方法もあるんだそうです。

さて、手軽にギリシャヨーグルトを作ったら、あとは食べるだけ！
マヨネーズやクリームの代わりに料理に取り入れたり、フルーツやジャム、はちみつなどを混ぜてそのまま食べたり、パンケーキの上にかけたりと、使い方は様々です。

ニューヨークの公式おやつに認定されちゃうほど世界でも注目のヨーグルト。
上手に毎日の食生活に取り入れて、美味しく綺麗になっちゃいませんか？

Photo/すがたもえ子

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