最近はチークや口紅のパレットを購入すると、専用の筆がセットされています。
たとえ外出先でも、封を切るだけですぐに使用できるから便利ですよね。小ぶりで持ち運びも楽ですし。
ただ、化粧道具の選び方次第によって、思いのほかメイクの仕上がりが異なってきます。
付属の化粧筆も進化していますが、おとなの女性は自分に合ったアイテムを用意したいもの。
使い勝手の良い道具は、メイク・テクニックや、化粧品の品質と同じくらい大切なものだと実感しています。
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職人芸の化粧筆
書道筆で有名な「熊野筆」や「白鳳堂」など、熟練した職人が手作業で作り上げている化粧筆は美しいだけではなく、抜群の使用感。均等に粉をふくむので、ムラなくはたくことができ、最高の発色をみせてくれます。
筆を持つ手首の角度を変えると、色のつき方に変化が出て微妙なニュアンスを表現できます。
歌舞伎役者や舞妓さんも愛用していると言う逸品は、見ているだけでも女っぷりが上がりそうです。
画材屋でチョイス!?
画材屋さんに行くとさまざまな筆が揃っています。一般の文房具屋さんには、小学生が水彩画を描くときに使用する絵筆くらいしかありませんが、専門店ならば、細い筆、太いタイプなど、硬さも自由自在に選べます。
本来の目的は、絵を描くためのものですが、意外なことに、これらの筆はメイクにも適しています。
さらに手頃なお値段なうえ、汚れたらすぐに洗えるので衛生的なのも嬉しいですよね。
ただ、顔に触れる前提で作られていませんから、必ず店頭のサンプルで、毛先の肌触りを確認してから購いましょう。
筆者自身は、おしろいをはたき落とす大き目の刷毛は「白鳳堂」ですが、そのほかはすべて画材屋で買っています。
あまり手先が器用ではないので、大小色々なバージョンの筆があると、アイシャドーやハイライトを楽にのせられるので、本当に重宝しています。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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