リルコノ
2014/04/18 15:04

オトナ女子に贈るちょっぴりビターな恋愛映画

大人女子に贈るちょっとビターな恋愛映画

こんにちは。Lilcono(リルコノ)ライターの鈴木です。

20代を過ごしある程度、恋愛経験をつんだ皆さま。

お話しとはわかっていても予定調和な恋愛映画を観ると
ついつい「現実はそんな上手くいくわけないじゃない!」
と突っ込みたくなりませんか?

今回はそんな酸いも甘いも知り尽くしたオトナ女子の為に、
コアでビターな恋愛映画をチョイスしてみました♪

 

「バタフライ・エフェクト」
エリック・ブレス/J・マッキー・グラバー監督 2004年作品


エヴァン(アシュトン・カッチャー)はある日、
頭痛の治療中に自分に過去に戻る能力があることに気づく。

愛する幼馴染のケイリー(エイミー・スマート)を傷つけた過去があった
エヴァンはケイリーの現在を変えたい一心で過去に戻るが、
結果は散々に終わってしまう。

ケイリーの為に彼は何度も過去に戻り人生をやり直すが
そのたびに誰かが不幸になってしまい、
エヴァンはじょじょに追いつめられていく。

そんな彼が最終的に選んだ方法とは…?

過去に戻ってあの瞬間をやり直せたら、今頃きっと…。
誰もが一度は考える事ですよね。

テーマ曲であるオアシスの「Stop crying hard out」が
ストーリーと相まって胸がギューっと締めつけられます。

衝撃のラストを是非、ご自身の目で確かめてみて下さい。

 


「トニー滝谷」市川準監督 2005年作品


イラストレーターのトニー滝谷(イッセー尾形)は
美しい妻(宮沢りえ)を誰よりも愛していた。

妻は買い物依存症で、買い物の帰り道に事故を起こし帰らぬ人となってしまう。

彼は妻の残した膨大な洋服を着てくれる、
妻そっくりの女性を雇おうとするが…。

日本が誇る文学者、村上春樹の短編を映画化した作品です。

静かながらも狂った愛と徹底的な孤独を淡々と描き上げる演出力には脱帽。

残念ながら市川監督は59歳の若さで亡くなられてしまいましたが
人間との関わりあいがなければ人間は孤独ではない、
愛と孤独について深く考えさせられる一本です。

 


「アニーホール」ウディ・アレン監督 1997年作品


嫌味っぽく子供じみた性格の
売れないコメディアンのアルビーはある日、
美しく聡明な女性、アニー・ホールに出逢う。

アルビーはたちまち彼女に恋をし、見事恋人になるが、
価値観の違いや自分自身のこだわりからケンカを繰り返してしまう。

アルビーは関係修復の為に四苦八苦するが、空回りしてばかりで…。

アルビーの妄想の世界に入り込んだ驚きの手法や稀に見るカメラの長回し。

さらには際どいブラック・ユーモア満載のこの映画、
大人の女性なら思わずニヤリとしてしまうはず。

男と女は、求め合いながらも反発しあう皮肉な生き物だと痛感させ、
鑑賞後はどこか人恋しい気分にさせてくれます。

いずれもDVD化されている作品ですので、
近くのレンタル屋さんに行ってチェックしてみて下さいね!

いつもと違うテイストの恋愛映画、
新しい自分を発見できるかも知れませんよ。

この記事を書いた人

鈴木佳恵
鈴木佳恵
フリーランスライター。千葉県在住の30歳B型。小学生から不登校となり本と映画だけが友達という生粋のお一人様。
広告代理店に勤務後フリーに転身。若い女性に向けた美容・ファッション・健康のコラムを得意とする一方、作詞も手掛ける。
無類の子供好きで絵本を出版することが最終目標。
休みの日は古本屋・アンティークショップ巡りをしたり、ペットのうさぎと遊んだりと、のんびり生活中。
Sponsored Link

こちらの記事も人気です。

Sponsored Link