みなさんこんにちは!
Lilcono(リルコノ)ライターのすがたもえ子です。
スーパーなどで梅の姿を見かけるようになってきました。
この季節、梅を使って梅干しや梅酒など保存食を作る事を「梅仕事」といいますが、みなさんは梅仕事されますか?
梅干しはたしかにちょっと手間がかかりますが、梅酒は非常に簡単にできるので、ぜひチャレンジしていただきたいところです。
私は毎年お砂糖やお酒の種類を変えて漬けこみ、楽しんでいます。(写真は去年漬けた梅酒です)
今日は初心者でも簡単にできる梅酒の作り方をご紹介します。
まずは梅を選ぼう
梅酒の味の決め手となるのは、何をおいても梅です。この梅が美味しいかどうかで、
梅酒の味が大きく左右されてしまいます。
スーパーなどで安売りされている梅でも決して悪くはありませんが、デパ地下などで売られているブランド梅などはいいお値段もしますが、そのぶん香り高く美味しい梅が多いようです。
もちろんなじみの八百屋さんや、ネットで梅農家さんから直接購入するなど、方法は様々です。
店頭で梅を選ぶ場合、
必ず青い梅を購入して下さいね。
黄色く色付いてきた梅はいい香がしていますが、
梅酒には適しません。
また、なるべく傷などが無い物を選びましょう。
簡単梅酒の作り方をご紹介
[用意するもの]・梅 1k(青梅)
・氷砂糖 500g
・ホワイトリカー 1.8L
・広口瓶(4~5L程度)
・竹串
[まずは下準備]
1. 梅を流水で洗います。力を入れすぎて梅を傷つけないようにご注意!
2.梅のアクを抜きます。
たっぷりの水(2L以上が基本)に梅をつけておきます。
梅が青くかたい場合はしっかりアク抜きをしないと
味に雑味が出てしまいます。
梅が堅い場合は1~2時間、
少し熟れてきているものならもう少し短時間で大丈夫ですし、
黄色っぽくなってしまった梅でしたらアク抜きの必要はありません。
長時間水に漬けすぎたり、梅に傷があったりすると黄色く変色してしまい梅酒には適さなくなってしまうのでご注意を!
黄色くなってしまった場合は梅ジャムなどに利用してくださいね。
3.広口瓶を消毒します。
熱湯消毒が理想ですが、瓶が熱湯消毒に対応していない物だと割れてしまうので注意。その場合はホワイトリカー(分量外)などでしっかり消毒してください。
4.梅の水気をペーパータオルなどで拭き取ります。
ここでしっかり水分を拭き取るのがポイントです。
5.梅のヘタを取ります。
竹串で梅のヘタを外していってください。
梅は金気(金属)を嫌うので、金属製の物を使うのはNG。竹串が無い場合は楊枝でも大丈夫です。
[梅酒を漬ける]
1.梅と氷砂糖を交互に積んでいきます。2.梅と氷砂糖を入れ終わったら、ホワイトリカーの出番。入れ方などは特にないので、全部の量を流し込んで下さい。
3.蓋をして、直射日光の当たらない温度差の少なそうな場所へ保管してください。
だいたい3ヶ月~半年ほどすると飲めるようになります。
自分で梅酒を作るとなにか良いことがあるの?
まず一番大きいのは、添加物が入っていない梅酒が楽しめるという点。
同じ梅酒を飲むなら、
少しでも体に良い物をいただきたいですよね。
第二に、自分の味を追求できる事。
甘党さんは氷砂糖の量を増やし、
甘いのが苦手な方は氷砂糖の量を減らすなどして、
自分の好みの甘さで梅酒を作る事ができます。
氷砂糖以外でも黒砂糖やきび砂糖など砂糖の種類を変えたり、ホワイトリカーの代わりにブランデーやウィスキー、泡盛などを使い風味を楽しむのもいいですね。
(ただしアルコール度が20度以下の物を使うと発酵してしまう場合があるので気をつけてください)
いかがですか?
案外簡単にできてしまう手作りの梅酒。
アク抜きとヘタ取り以外は本当に手間がかからず、香り高い梅酒をいつでもお家で楽しむ事ができるのが嬉しいですよね!
ストレートで濃厚な梅の香りを楽しむのも良し、炭酸で割って爽やかに楽しむのも良し。
今仕込めば夏の暑い盛りには飲み頃を迎えますので、ちょっと時間を作って梅酒作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
写真:すがたもえ子
この記事を書いた人
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得意ジャンルはライフスタイルとスピリチュアルに美容&健康。
綺麗と健康は背中合わせをコンセプトに、ちょっと役立つ情報をお届けします。
漫画家アシスタント、イベントコンパニオン、MCなど様々な職業を経験してきました。
イベントやお祭りが大好きな猫ストーカー。
おいしい物や面白そうな事に目がなく、興味がある事はとりあえずやってようがモットーです。
日本各地に伝わる伝承を集めてまわるのが趣味。
温泉ソムリエ。
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