こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのささきひろこです。
多くの女性が悩んでいるはずなのに、
ほとんど語られることのない「デリケートゾーン」について。
それだけに、どうしていいのか分からずそのままにしておいたり、
誤ったお手入れをしている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、デリケートゾーンにスポットをあてて見ていきましょう。
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ニオイのヒミツ
デリケートゾーンのにおいの原因は「雑菌」です。
雑菌が繁殖することで、においが発生します。
最悪なことにデリケートゾーンには、雑菌の“エサ”となるものが
たくさん存在しています。
尿・経血・おりもの・汗・垢などがある上、雑菌が繁殖するのに
好都合な環境(高温多湿)であるというのも大きく影響しています。
汗のヒミツ
汗が出る汗腺は、2種類あります。「エクリン腺」と「アポクリン腺」で、
デリケートゾーンの汗腺はアポクリン腺です。
この2種類の汗腺の大きな違いは、
エクリン腺・・・体温を下げる働き
アポクリン腺・・・ニオイを放つ働き=異性を惹きつける「フェロモン」
フェロモンを放つアポクリン腺は、ワキの下・陰部・耳の穴・乳首やヘソ周りにあり、
頭皮にはありません。
フェロモンとは言っても、
不快なニオイになっているとしたら幻滅ですよね。
かゆみのヒミツ
デリケートゾーンは、汗やおりものなどで常に湿りやすい環境です。それにプラスして、生理中にはナプキンを使いますから、
更にムレが発生し、かゆみなどのトラブルを招きやすくします。
ナプキンやおりものシートは、あまり汚れていない時でもこまめに取り替えておくと
清潔を保てます。
かゆみが継続したり酷くなった場合には、
「感染症」か「非感染症」による疑いも考えられます。
肉眼で確認できる毛ジラミや、おりものの状態で判断できるカンジダ症などであれば、
ご自身でも分かりますが、できる限り早めに婦人科で診てもらうのがよいですね。
かゆみが初期であったり軽いものであれば、デリケートゾーンを清潔に保ちつつ、
市販薬を使って解消できる場合もあります。
自分だけで悩みを抱え大きなストレスになると、それも悪影響となりますから、
婦人科の先生に相談するなどして、気持ちを軽くすることも大切ですよ。
次回以降は、アンダーヘア事情や洗い方ついて触れていきます。
この記事を書いた人
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コスメコンシェルジュ/コスメ薬事法管理者/ビューティー心理セラピスト/フリーライター。
幼少の頃より人一倍「おしゃれ」が大好きで、何かと人とカブらないよう自分なりの“こだわり”を持って成長する。
10代後半頃からは、コスメのパッケージやブランドよりも「配合成分」に心酔。
現在、低GI・グルテンフリー料理レシピを開発中。
女性がいつまでもキレイに輝いていられるための研究とそれを共有することが、私の使命です。
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