リルコノ
2014/08/15 14:08

地元人が愛するシーフードレストランHalf Shell

テネシー州メンフィスはブルースやロック、カントリーミュージックでもお馴染み音楽の地です。食べ物はというともっぱらお肉。というのも南部といわれる地方は内陸部のため、海から離れたところが多いのです。

メンフィスのるぃベジェン_590
Lilcono(リルコノ)ライターのるぃです。

とはいえ、日本でしかも瀬戸内海のすぐそばで生まれ育った私には魚介類なしの生活は苦しいものです。ステーキレストランは誰に聞かずともそこかしこにあるので困らないのですが、おいしいシーフードのレストランとなるとこれはもぉ口コミや評判に頼るしかないのです。

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南部で大人気はナマズ!

ここでアメリカ南部の基礎知識なのですが、ステーキレストランやイタリアンレストランに行っても必ずメニューのシーフード欄にあるキャットフィッシュ(Cat Fish)。直訳すると「ナマズ」!なんか美味しそうさからエラく遠い気もしますが、これがこの地方では大人気のお魚。白身魚でくせがあまり無く、イギリスのフィッシュ&チップス的な食べ方や、グリルしたメニューも多い。

エビがおいしい Half Shell

Half Shell
ですが、なかなか「ナマズ」のイメージから離れられない私はやはり普通にシーフードを楽しみたいのです。そこでお勧めされたのがハーフシェル(Half Shell)。日曜の夜に関わらずなかなかの賑わいです。

Amber beer
とりあえずのビールはアンバーカラーの一風変り種。私は飲み物はさておき、早速食べ物です。口コミでもちょこちょこと出てきていた「シーフードガンボ」という名のスープを前菜にいただきます。

Seafood Gumbo
スープ??と疑うほど具がたっぷり入っていて、シーフードの味がしっかりきいた濃い味スープ。なんとライスまで入って、小さな器の割りにお腹に溜まります。

Mahi mahi
ようやくのメインディッシュは、シーズニングで包まれて焼かれたマヒマヒと、イタリアンスピニッチという名のほうれん草の炒め物にロールパンが付いて1人前。私の注文したのはネットで何度も見かけた人気のメニュー「スタッフド・シュリンプ」、つまりは何かを詰め込まれたエビという感じ。おおぶりのエビ5匹にカニベースの詰め物がされてグリルされています。それにベイクドポテトにチーズとベーコンをのせて、ロールパンです。とはいえピラフも敷かれているので、見た目より断然食べごたえがあります。

Stuffed shrimp
海が遠い南部地方でもしっかりシーフードを楽しめるレストランでした。初めてのレストランって何を注文するべきか迷いますが、最近は便利なインターネットで前もって口コミや評判をみて、悪いものはあまり気にせず、よい口コミでどの料理が人気なのか調べていくとそのお店の一番いいお料理が食べれて失敗も少なくお勧めです。

この記事を書いた人

るぃ・ベジェン
るぃ・ベジェン
英語科卒。百貨店と貿易物流会社を経て、カナダ・バンクーバーにてマーケティングとギャラリーマネージャーを経験。
帰国後、某大手企業にて翻訳/通訳/事務を通して日本と米国を行き来。
Foodieとしてレストランやカフェに通うと共にアラサーの体をいたわりホームクッキングにも精を出している。
安くて良いものを探す関西人魂は海外でも健在。海外から様々な切り口でライフスタイルを執筆。
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