「本革のバッグやジャケットが欲しい」と、思っている方は多いのではないでしょうか?
とはいえ「お手入れや、保管が大変」だと、敬遠している方は少なくないと思います。
シーズンが終わり、汚れを拭き取って保管したはずなのに、出してみたら白カビが生えていた・・・と笑えない体験をしたことがあるかもしれません。
だから「ズボラな性格に本革製品は合わない」と先入観を持っているのであれば、むしろ逆なのです。
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革にカビが生えるのはなぜか?
牛革、羊革、豚革など、一般的には「動物」の皮です。元々生きていた獣の皮を加工したものですから、矛盾するようですが、乾燥させることが大切な反面、適度に湿気がある環境が好ましいのです。
しかし店頭に並んでいるバッグの中から、ひとつを選び出し、持ち帰るために包装してもらうと、ビニール袋をかけて、薄い布の袋でくるみ、専用の箱に入れてくれますよね。
だから、しまう時には傷がつかないように、同じように何度も梱包したくなるもの。ですが幾重にも包むと、皮が呼吸できなくなり湿気がこもり、カビの発生する原因になってしまう結果に。
ズボラな性格が良い理由とは?
皮肉になってしまいますが、几帳面な性格の方ほど革小物にカビが生えるスパイラルに陥りやすいのです。逆に根が大雑把だと、薄い袋でコーディングすることもなく、部屋に直接、バッグを置いているのではないでしょうか。
すると、窓を開け閉めするたびに、適度に、風が当たりますよね。
また、バッグを変えるのが面倒で毎日使用していると、型は崩れやすいのですが、ほどほどに手が当たることで、油分を補給できるのも、傷まない原因と言えるでしょう。
長時間、直射日光にさらされると色褪せる恐れがあるので、日が当たらず、それでいて風当たりがよいところに保管しておき、使っていない時には型崩れをふせぐために、バッグの中にまるめた新聞紙を入れておくと、もちが違いますよ。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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