何気なく胸に触れると、指に「しこり」を感じるときがありませんか?
驚いて病院に行くと「心配ありませんよ」と言われる場合も多いのですが、やはり、気になりますよね。
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すべてのしこりが癌ではない
乳がんと勘違いしやすい病気に「乳腺炎」がありますが、これと言って、病名がつかない場合にも、しこりが発生することは珍しくありません。とくに月経の前後数日間は、乳房のこわばりや、鈍い痛みが出るときも多いもの。
これは日々の疲れや、慢性の睡眠不足が重なり、ホルモンのバランスが崩れています。個人差があるものの、二十代なかばくらいから少しずつ、生理がみだれてくる方も少なくありません。
誰が何といっても、女性のバイオリズムは、複雑ですから。
締めつける肌着はNG
胸元のラインを美しくみせるために、ワイヤー入りのきついブラジャーをつけている方は要注意です。ボディーを締めると、血液や、リンパ液の流れが滞り、炎症を起こりやすくなってしまいます。
また、「トップはぴったりだけど、アンダーがちょっと」という肌着も同じです。あえて、ゆるめを選ぶ必要はありませんが、きちんとフィットするタイプを身につけましょう。
売り場で採寸をして購入するのが、ベストだという意見もありますが、いっそのこと、ブラジャーではなく、ブラトップ(カップつきのキャミソール)にかえるのも、ひとつの方法ですよ。
「体を締めつけるのが、悪影響なら着物はどうなんだ!」と、言う意見がありました。
しかし、和服とは合理的にできているもので、腰や、おなかまわりなど、きつく締めてもかまわない箇所だけを縛ります。それでも、戦後の着付けは念入りに補整して、体に負担がかかる着方に変わってきました。
現代でも、京都の老舗旅館の女将や、名芸妓は、さらりと、気持ち良さそうに着こなしています。
「おしゃれは、我慢」ではなく、自分も、見ている方にも気持ちよく感じられることが大切なのかもしれません。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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