リルコノ
2017/07/12 07:07

ご朱印のいただき方

ご朱印は、お寺にさまざまなお経を納めた証や参詣した印としていただいたものだったそうです。
それが今では神社でも御朱印がいただけるようになりました。

ご朱印はたんなる神社名と日付を書いてもらっただけのものではなく、ご神札やお守りとおなじに大切にしたいものです。
ぜひご朱印帳などに書いていただき、大事にしたいものですね。

ご朱印帳


ご朱印帳は両面使えます。
多くのご朱印帳は、横長の和紙が折りたたまれた蛇腹式になっています。
和紙は厚みがありますし、吸引力も強いですので安心して使うことができます。
もともと日本は筆書きをしていた国です。和紙は筆書き用の紙です。

また、神社やお寺の多くは親切にも小さく切った習字用の紙を吸い取り紙をはさんでくれますからより安心です。
なかにはドライヤーで乾かしてから渡してくれるところもあるそうです。

ご朱印帳はネットでも購入できますし、ホームセンターや文房具店、そして神社やお寺に置いてある場合もあります。

多くの神社やお寺では、すでにほかの神社やお寺でいただいてきたご朱印がされているご朱印帳でもご朱印がいただけますが、まれに宗旨の違い、他の宗派を認めていないということでほかの寺社のご朱印があるご朱印帳にはご朱印がいただけない場合があります。
そうしたときのために、抹茶の菓子をいただくときに使う懐紙や習字用の紙、和紙などを準備しているとよいでしょう。お寺で和紙をくださる場合もあります。これらのものは百均ショップにも置いてあります。

また、ご朱印帳をまとめておくためのご朱印帳バンドやご朱印帳袋があると便利です。
わざわざ専用のものを購入しなくても、百均でも応用できるものはあります。
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ご朱印をいただく際のマナー

① 最初に神社に参拝、仏閣なら参詣をしてから御朱印をいただきましょう。
大事なことは参拝や参詣がメインです。その証としてのご朱印です。

例外として、健康の問題などで現地まで来られない方には郵送してくださる場合もあるそうです。
江戸時代でも、伊勢神宮に参拝できないために、ほかの方に頼んだり飼い犬を代わりに参拝させる、ということもあったそうです。
その犬が参拝するために伊勢神宮まで旅している様子は今も絵として残っています。

参考アドレス

② 神社の方やお寺の方がご朱印を書いてくださっているあいだは飲食、雑談、携帯の操作、書いてくださっている方を撮影するなどのことは控えましょう。
神社でいただくご神札やお守りは祈祷されたものとされていますが、文字は印刷です。
ご朱印は一枚、一枚、墨で手書きしてくださる神聖なものですので、こちらも謹んでお受けしましょう。

③ 少額硬貨を用意しておくとみんながうれしい。
御朱印は300円~500円としているところが多いようです。それなのに高額紙幣をだされると寺社の方も大変です。ご朱印を待っている他のみなさんにも迷惑になります。
お店ではありませんので、気持ちよくいただくためにも前もって硬貨を準備しておくほうがよいでしょう。

④ はやめにご朱印をいただきましょう。
遅くとも午後2時までに参拝されたほうがよいとされています。
神社やお寺は朝早くから境内の清掃をはじめていたりします。
ですから、私たちが思っているよりもはやく門を閉めるものです。はやめはやめにいただきましょう。

まとめ

こらちの都合で無理矢理書いていただいても、人が書くものです。
気持ちよくは書いてはいないかもしれません。せっかくのご朱印の良さがなくなりますね。
ご朱印をみて、楽しい思い出として浮かぶようないただきかたができるとよいですね。

この記事を書いた人

天巫泰之
天巫泰之
占い師とフリーライター、及び実業の仕事もしています。現在、合同会社設立のために準備中。幼い頃から運命とはなにかと考え続け、いつのまにか占い師の世界へ。趣味として小説の執筆とオリジナルソングをつくり、ときどきライブもしています。とにかく猫が大好き男性です。スピリチュアルな体験も多く、占いや悩み相談をいただきますが、開運法をメインに伝えています。好きな言葉は「冬来たりなば春遠からじ」。
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