リルコノ
2017/09/28 07:09

メサイア~警察局特別公安五係~のキャラクターたちが儚くも強く濃い


こんにちは!Lilconoライターのエトウです。

高殿円の小説「「メサイア~警備局特別公安五係~」を原作とした映画や舞台のシリーズをご存知ですか?
登場人物からシリーズまで数多いことから、何が何やらと混乱してしまう人も多いと思います。

今回は、メサイアの魅力的なキャラクターについてご紹介いたします!

メサイアのあらすじ

軍縮協定「世界の改心(ワールドリフォーミング)」終結後、超軍縮時代に世界は突入する。
各国から軍隊や兵器は姿を消したが、軍隊は警察組織の皮を被り、戦争は武力から諜報戦に姿を変えて水面下で繰り広げられていた。

日本におけるスパイ集団「国家公安委員会警備局特別公安五係」
国籍も戸籍も剥奪される代わりに、特別殺人権が与えられ、サクラのように散る様から「サクラ」と呼ばれる。

スパイ養成機関「チャーチ」においての鉄の掟。
「サクラはチャーチについて沈黙を守らなければならない」
「サクラはチャーチを出れば二度と接触してはならない」
「サクラは任務に失敗した生徒を助けてはならない」
「サクラは友人や恋人になってはならない」
ただし、たった一人だけこの掟に反することが許されたのが、チャーチでコンビを組む相棒メサイアであった。
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メサイアの魅力的な登場人物たち

<海棠 鋭利(かいどう えいり/松田 凌)>
メサイアの主人公で射撃の名手。

極普通の一般家庭で育ったが、ある日家族を殺される。
マフィアの鉄砲玉をして死に掛けていたところをチャーチへスカウトされる。
どんな逆境でも絶対に死なない事から、メサイアが必ず死ぬ珀とメサイアを組むことになる。

<五条 颯真(ごじょう そうま/太田 基裕)>
元保育士で、勤めていた児童施設が北方連合と繋がっていたことから、自身も共犯者なのではないかと疑われたていたところをチャーチへスカウトされる。

<司馬 柊介(しば しゅうすけ/浜尾 京介)>
元国家検事で颯真のメサイア。
過去に国際裁判でサイバーテロに関わった際に、北方連合の諜報に巻き込まれ、社会的な地位と仲間を失ったところ、チャーチへスカウトされる。

<白崎 護(しらさき まもる/赤澤 燈)>
後輩サクラ候補生。
劇中の公になっている警察機構の中で最もエリート部署である、元公安四係の警察官。
過去のできごとから死に場所を求めていることがあり、任務中に陥られチャーチにやってきた。

生命が関わる状況化で、自分や相手を救えるのがメサイアただ一人。
そのメサイア同士の絆と生き様を色濃く描いた作品です。
原作では、モブキャラにも息を吹き込んでいるため、隅々まで見逃せないキャラクターたちとなっています。


まとめ

メサイアの世界は、少し角度が違えば現代でも十分起こりえる世界。
闇の中にもがく人々と、その中に生まれる絆を描いた物語です。

シリーズも多く、過去の作品はDVD化されているので、これを機会に一度見てみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

エトウ
エトウ
大阪府出身。自分らしく仕事が出来るようにフリーランスライターになる。
得意ではないが、裁縫やDIYなど物作りが好き。
どこかに女性らしさを置いてきてしまった残念な人なので、リルコノで記事を書きつつ、女子力を身につけていきたいです。
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