リルコノ
2014/05/28 18:05

リリースしたイベントに不具合が!そんな時、ソーシャルゲーム運営チームの様子は…?

ギーク女子のゆるい生き方ハック_590

Lilcono(リルコノ)ライターのコロポンです。

ソーシャルゲームを運営していると
「不具合・バグ」に悩まされるのは日常茶飯事。

ましてや、万を持してリリースしたはずのイベントに、
すぐ不具合が発生しているとわかったら…

一体、運営の中の人たちはどのような様子になるのでしょうか。
さっそくご覧ください。

 

不具合を検知

ソーシャルゲーム運営チームの様子は…?

運営チームは、イベントをリリースしてほっと胸を撫で下ろしつつ、
様々な情報源を駆使して不具合等がないか見守っています。

不具合の検知の方法としては

・サーバーからのアラートメール
・自分で実際にプレイしてみて気づく
・ユーザーからのお問い合わせ
・2chなどの掲示板


などが挙げられます。

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会社にもよるとは思いますが、
意外と2chも読まれているものなのです。

2chの書き込みが一番不具合報告が早い…という場合も実はありますよ。

では、不具合に気づいた運営チームが次に起こす行動を見てみましょう。

 

緊急度を確認する

不具合がありそうだとわかると、
エンジニアがすぐに緊急度の判断にとりかかります。

一番緊急度の高い不具合は「課金系」です。

ユーザーに課金してもらったのに、
正常に課金が実行されなかったり、
アイテムが付与されなかったりしたら、一大事です。

次に緊急度の高い不具合は、
「アクセス不能系」でしょう。

サーバー負荷が高まるなどしてユーザーがアクセスできないとなると、
当然サービスとして致命的です。

「そこまで緊急度は高くない」と判断されたり、
「アプリ側の不具合で急いでもすぐには直せない」

という判断が下された場合は、
できるだけ早く修正して対応するということで、
その日はひとまず家に帰れそうです。

でも、先ほど挙げたような、
緊急度がとても高い不具合が発見されてしまったら…

 

緊急メンテナンス状態にするなどして、昼夜問わず対応

これ以上ユーザーがアクセスしては困るくらい危険な状態の場合は、
ユーザーのアクセスを止めるために「緊急メンテナンス状態」にします。

一時的にサービス停止という状態になるので、
最後の手段と捉えても良いような、
重篤な状態と言えるでしょう。

そうなると、一刻も早くサービス再開するために、
エンジニアだけではなくプランナーもデザイナーも、
その場にいる全員が団結して事態の収拾を図ります。

アルバイトのデバッガーがもう帰ってしまっている
という時間の場合も多々あるので、
みんなで実機を持って動作確認をしたりします。

そして夜も更けて0時を回るような事態になってしまったら…

プランナーがコンビニに出向き、エンジニアへの差し入れを購入します。

そうしてチームの団結は高まり、
「二度と不具合を起こすまい」という決意を、
各々が心の中で固め、さらに夜は更けていくのです…

※会社やチームによって雰囲気はかなり異なる旨、
承知しておりますが、悪しからずご了承ください。

 

この記事を書いた人

コロポン
コロポン
87年北海道名寄市生まれ、旭川市育ち。名古屋大学文学部を卒業後、文学とは全く関係のないゲーム業界に就職。
ソーシャルゲーム制作・運営に携わるものの、徹夜続きの激務に耐えかねドロップアウト。
現在は派遣OLの傍ら、ブロガー・ライターとしても活動中。
ゲーム・アプリ・ガジェットなどのギーク女子的な分野はもちろん、
雑貨・旅行・ネイル・働き方などの分野の記事も書かせて頂いています。
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