暑いを通りこして、熱い日が続くと食欲がなくなってしまいますよね。
それでも、スタミナを維持しなければいけないからと、がんばって食べようとするときも多いのではないでしょうか。
そんな日は、冷たい素麺や、ゼリー、サラダなど、ライトな口当たりで、すぐに飲みこめるものが中心になりがちかもしれませんね。
もちろん、胃腸に負担をかけずに、エネルギーを補給できる献立が中心になるのは悪いことではありません。
とはいえ現代の夏は、冷房のききすぎにより体が悲鳴をあげている場合も多かったりします。
とくに女性にとって、「冷え」は大敵。
そこで、おすすめなのは「おかゆ」です。
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なぜ、おかゆが良いのか?
よりによって汗ばむ季節に、白い湯気がたつおかゆなんてと、敬遠してしまいそうです。ところが、おかゆは精進料理の定番メニューでもあります。東洋人の遺伝子に刻み込まれている伝統料理であるため、スタミナが低下しがちな季節には積極的にとりいれたいところです。
その大きな理由として、消化、吸収が良く負担がかかりにくいことがあげられます。その上、水分と塩分を効率よく補給でき、咽喉の加湿にも適しているからです。
夏バテの予防としてだけではなく、同時に、デトックス効果も期待できます。
おかゆを炊くコツ
「ごはん」ではなく、「米」から炊くこと。残り物の冷ごはんで作ると、べったりとした舌触りになるので、苦手意識を持つ人もいます。けれども、同じおかゆでも米で仕込むと、水の量と時間が倍以上かかり面倒ですが、ほっこりと、まろやかで、奥ゆかしい味わいが実現します。
真水ではなく、あたたかいほうじ茶で作る茶粥も、風味があって食べやすいですね。
暑い、熱い時期だからこそ、あたたかいものを頂いて、体調を整えてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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