大人女子のスタイルアップマガジン

ここメンフィスは日本と同じくとてつもなく蒸し暑い日が続いたかと思うと、今週はなんと秋晴れ？とも言えそうな爽快な晴天が続きます。こんな週は夕方になると、仕事から帰ってきた人たちが今だ！と言わんばかりに重い腰を上げて芝刈りをする光景がここそこで見られます。今回ご紹介するのは、日本ではあまり見られないギリシャ料理、しかもファストフードのお店。


Lilcono(リルコノ)ライターのるぃです。

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ギリシャ料理ってなんじゃ？とお思いの皆さん、ご説明しよう。地中海にある、あの青と白で有名なギリシャ。ギリシャサラダは有名で、フェタチーズがたくさんのった角切りのキュウリやトマトにオリーブがごろごろと入っているのが特徴。トマトで煮込んだ挽肉を真ん中に揚げたナスとジャガイモを交互に重ね焼きあげたムサカや炭火もしくはグリルされた肉の串焼きスヴァラキがよく知られていますが、


今回ご紹介するのはギロ（gyro）と呼ばれるもの。本来ミンチ状にした牛肉や羊肉を固めて回転するロースターであぶり焼きして焼けた表面部分を薄くそぎ落として食べるケバブのような料理。アメリカでは通常ザジキやトマト、タマネギ等と一緒にピタというパンで包んで出てきます。実はレストランの名前 TAZIKI（ザジキ）はヨーグルトに細かく切ったキュウリ、すりおろしたニンニク、オリーブオイル等を加えたソースのこと。ギリシャでは何にでもこれにつけて食べます。


店内はちょっとカジュアルなレストランといった感じ。どうやらカウンターに並んで先に注文とお支払いを済ませる様子。厨房の様子はファストフードのお店とは思えないしっかりしたキッチンです。そして番号札をテーブルに置いて待っていると持ってきてくれます。ギリシャではよく羊/ラムが食べられます。ラム肉はすこしクセがありますが、濃厚な味がとても美味しい。


もう１つは、ギロではありますがちょっとイタリアン風。チキンとバジルソースのギロです。がっつりどっしりチキンが入っていてバジルソースがしっかり香ります。これで８ドル。遅いランチ、もしくは軽い晩御飯にもお勧めサイズです。ちょっと気合を入れなければ食べられないギリシャ料理も、ここTAZIKIでは手軽に食べられます。次回は前菜に是非ハマスに挑戦してみたいですね。


皆さんはギリシャ料理、食べたことがありますか？

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