こんにちは!Lilconoライターのエトウです。
もともとは少年の読み物だった週刊少年ジャンプですが、最近では女性読者が増えてきているのをご存じでしょうか。
「バクマン」や「黒子のバスケ」など、そこまで漫画が好きではない女性でも一度は耳にしたことがある作品の多くは、週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。
今回は、最近の週刊少年ジャンプが女性ウケを狙っている理由についてご紹介いたします!
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近年、週刊少年ジャンプが女子に大人気
数ある少年誌の中で、週刊少年ジャンプは女子の引きが強いと言われています。女子好きの先駆けとなったのは、1977~1981年にかけて連載されたボクシングマンガ「リングにかけろ」です。
必殺技を駆使して闘うバトル漫画が、少女達の心を掴み、女性読者が増えるきっかけとなりました。
更に、1981~1988年にかけて連載された「キャプテン翼」で、一気に人気が爆発しました。
その後、「幽☆遊☆白☆書」や「封神演義」・「るろうに剣心」・「テニスの王子様」など、女性心をとらえる作品を常に輩出し続け、コミックマーケットによる同人誌市場の肥大化によって、いわゆる「腐女子」と呼ばれるファン層が根強く定着しました。
腐女子は自分の推しキャラには惜しみなくお金を注ぐ傾向にあるため、大きな経済効果が期待できることから、「女性受けを狙った作品をあえて連載しているのでは?」と男性読者は最近の週刊少年ジャンプに疑問を抱いています。
女性読者増加によってジャンプが劣化した?
とある男性のSNSの書き込みが話題になっています。その内容は、「明らかにジャンプ漫画を劣化させたのは女子のマーケット参入だ」との内容で、様々な意見が飛び交っています。
この男性の意見に賛同する人は、腐女子にウケるためにあえて腐女子が食いつきそうな内容の漫画を連載するようになったと感じている人が多く、「どんどん少年の読み物ではなくなった」と感じている人が多いようです。
しかし、週刊少年ジャンプの女性読者は前述したように最近の話しではなく、「キャプテン翼」や「聖闘士星矢」の時から一定数居たという事実から、単にSNSで不満を述べている男性読者が、“少年”ではなくなり、「感性が週刊少年ジャンプに合わなくなってきたのではないか?」というのが正解という見方に落ち着いた。
女性読者は腐女子だけではない
女性読者=同性愛を好む腐女子とひとくくりにされてしまいがちだが、純粋に漫画が好きで週刊少年ジャンプを読んでいる女性読者の存在を忘れてはならない。時代によって、キャラクターの設定や絵柄などは大きく変わってきていますが、週刊少年ジャンプの基本理念「友情・努力・勝利」は、現代でも受け継がれています。
「最近の週刊少年ジャンプはおもしろくなくなった」と思って読むのではなく、純粋に「漫画を楽しもう!」と思ってジャンプを読めば、また違った感じ方をするかもしれません。
この記事を書いた人
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大阪府出身。自分らしく仕事が出来るようにフリーランスライターになる。
得意ではないが、裁縫やDIYなど物作りが好き。
どこかに女性らしさを置いてきてしまった残念な人なので、リルコノで記事を書きつつ、女子力を身につけていきたいです。
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