神社の境内は、ほかの土地よりも地磁気が高いところが多いそうです。
地磁気は人の心身を癒すといわれています。参拝をしなくても境内を散歩するだけでも効果があることでしょう。
神社を参拝する方法
① まずは服装と身につけるものをチェックしてみましょう。携帯、スマホは電源をオフにしてから境内に入るとよいといわれています。
また、動物系のもの、毛皮のコートやマフラーなどは身につけずに参拝したほうがよいとされています。
② 鳥居のまえでまず口にだして氏名と住所を述べて一礼してあいさつをしましょう。
鳥居から聖域となります。まずは鳥居をくぐります。近道はだめです。鳥居をくぐるときは頭をさげます。
そのときお参りさせていただきます、と思いながら頭をさげてくぐります。
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③ 参道を歩くときは真ん中を歩かずに、左端のほうを歩きましょう。
真ん中は神さまがお通りになるところです。帰るときも左端を歩いて帰れば中央を通らずに帰れます。
④ 手水舎で手と口を清めましょう。
まずは柄杓で左手に水をかけます。つぎに右手に水をかけます。
それから左手に水をためて、手の中の水をふくみ口をすすぎます。
口の中の水は吐き捨てて、柄杓に残った水はそのままにします。柄杓を洗うように柄杓をたてます。
また、手水舎の水が枯れていたり、柄杓がないときは、境内の草木の葉を右手で取り、左手に持ちかえます。
「あまざかる天の河原に水絶えて、お清めさせていただきます」と小声で唱え、天津祝詞などを唱え、周囲を祓い、清めます。
⑤ 拝殿の前では中央に立ってはいけません。
拝殿の中央は神さまがお通りになる道であり、また、お座りになる場所になります。
右でも左でも中央からずれてお祈りをしましょう。ちなみに拝殿の奥が本殿となります。
⑥ 拝殿にあがり、願い事があるときには改めて口に出して氏名と住所と願い事を伝えましょう。
某大手出版社の社長さまが、神社で願い事など、口にしないで心に浮かべるだけだと願い事が叶わないんだよ、と側近の方に話していたそうです。
神さまのような存在であれば、口にださなくても心の思いを聞き取ることができるのではないかと思うのが私たち人間だと思います。
人には顕在意識と潜在意識があり、顕在意識と潜在意識が異なることも多々あるそうです。
もし、神さまが人の顕在意識と潜在意識、どちらなのかと迷われたら、結果的に力を貸しようがないのではないでしょうか。
出会いと縁切りにかけては恐ろしいほどのご利益があるとされる「恋愛弁天」さまといわれるお社があるそうです。
そこでは手紙に出会いたい人のことを詳しく具体的に書くのだそうです。お賽銭もケチらずにあげないと強引な形で願いを叶えることもあるのだとか。
ですので、次の項目はこれです。
⑦ どこの神社仏閣であれ、神仏に祈願されるさいは、口にだしてお願いされたほうが叶いやすいとされていますが、より具体的にお願いごとをいわれるか念じた方がよいそうです。
たとえばお金に関しては金額を伝えます。
出会いでしたら、具体的なこと、どんな人でどんな仕事でどれくらいの経済力など、詳しくお伝えされたほうが叶いやすいようです。
また、誰々と親密な関係になりたいなど、具体的にお願いされるのがコツだとされています。
⑧ お酒や米、野菜などを奉納するかわりにお賽銭があります。
諸説はありますが、お賽銭は同額のお金、一般的には百円をみっつ用意します。
感謝の祈りをしてひとつ目をいれ、〇〇市から来た「氏名」と申し上げてふたつ目をいれます。
最後にお願いごとを祈ってみっつ目をいれるのです。祈願がなくてもみっつ目も入れましょう。
お賽銭は放り投げずにそっと箱にいれるようにしましょう。
お賽銭をたくさんしたからといって祈願が叶うわけではないようです。
お賽銭よりも、毎日のように参拝するほうが神さまはお喜びになるようです。
お百度参りの効果とおなじで、なんどもお参りすることによって、願望を達成する情熱が自分自身の潜在意識に刻まれます。
その熱い思いが開運を呼び寄せるのでしょう。また、神さまたちもその思いに応えてくださるのでしょう。
⑨ お賽銭を入れたあとに鈴を三回鳴らします。
鈴の音は邪気を祓う力がありますが、神さまに参拝に来たことを知らせる意味もあるのだそうです。柏手も同様の意味があるといわれています。
⑩ 拝礼するときは九十度くらいかたむけるようにします。
ただし、出雲大社と富士本宮浅間神社では柏手は四回たたきます。
柏手は、胸のあたりの位置で、左手の第一関節のあたりにずらして右手をたたきます。なるべく大きな音をたててたたくのです。
それから指先をななめ上にし、神様に向けるように合掌します。このときにあらためてお願いごとをします。
二拝、二柏手、一拝。一礼して神前を退きます。
⑪ 願いごとをして結果がでずともお礼参りをされることを強くおすすめします。
結果がでた場合はかならずお礼参りをされてください。その意味でたまにしか参拝できない遠い土地の神社では祈願するのは遠慮したほうがよいでしょう。
住んでいる土地の鎮守さまに祈願すればほかの神さまにもお取り次ぎをしてくださる場合もあるといわれています。
この記事を書いた人
- 占い師とフリーライター、及び実業の仕事もしています。現在、合同会社設立のために準備中。幼い頃から運命とはなにかと考え続け、いつのまにか占い師の世界へ。趣味として小説の執筆とオリジナルソングをつくり、ときどきライブもしています。とにかく猫が大好き男性です。スピリチュアルな体験も多く、占いや悩み相談をいただきますが、開運法をメインに伝えています。好きな言葉は「冬来たりなば春遠からじ」。
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