大人女子のスタイルアップマガジン

みなさんこんにちは、Lilcono（リルコノ）ライターのすがたもえ子です。

6月といえばジューンブライドが真っ先に連想される季節ですね。
そろそろ結婚式を・・・なんて考えている方もいるんじゃないでしょうか？

ジューンブライドに連想されるように、ウェディングドレスを着て教会で式を挙げるというのが最近の主流ですが、中にはご両親の意向とか、日本人だし和装で、どうせなら歴史ある神社で挙式したい！という方もいると思います。

最近花嫁の間では「和風ウェディング」も人気なのだとか。

和風ウェディング、結婚式場などで和装で挙げるのも悪くはないですが、せっかく一生に一度の結婚式。

どうせなら、「縁を結び」の神様の神前で挙式するなんていかがでしょうか？

もちろん縁結びの神社は数多く存在します。
そんな数ある神社の中でも出雲大社は日本神話の中にも登場するほど由緒ある神社です。

最近では皇族の高円宮家の典子さまと出雲大社の禰宜・千家国麿さんの婚約が内定したことでも話題になりましたよね。

皇族に限らず、一般の人でも出雲大社で挙式をする事ができるんです。

何をかくそう、私も出雲大社で式を挙げさせていただきました。
今回はこの出雲大社での挙式について、私の実体験を含めてご紹介させていただきます。

まず、出雲大社とは？

島根県出雲市にある神社で、毎年旧歴の10月（現在の11月）である神無月には全国から八百万の神々が集まり神議が行われる事で有名です。

神議の期間中、日本中のすべての神様がお社を留守にして出雲に集まることから、出雲だけ「神有月」と呼ばれます。
お奉りされているのは大国主大神（おおくにぬしのみこと）。

日本神話では日本の国土を築かれた国造りの神様で、縁結びの神様としてとても有名。
パワースポットとしても名高い場所です。

由緒ある出雲大社での挙式。予算はどれくらい？

出雲大社で挙式というだけで「高そう」といイメージを受ける人は多いようで、「式は出雲大社で挙げたよ」というと「お金かかったんでしょう？」という言葉が返ってくる事があるんですが、全然そんな事はありません。

出雲大社にお納めする初穂料の2万円と、新郎新婦の衣装代（着付け、化粧、かつら込・16万円程度。衣装により変わります）が必要経費という所でしょうか。

アルバムやDVDを希望される方はまた別途オプションでかかりますので、ご自分の希望に合わせて選んでくださいね。

実際に挙式をしてみると

挙式は出雲大社・神楽殿で行いました。（出雲大社の挙式は「神楽殿と出雲教「北島国造館」の2つの結婚式場があります）


控室から挙式を挙げる神殿までは、一般の方は入れない地下通路を通り移動。
神前に立つと、とても厳かな場所で自然に背筋が伸びます。

式が始まると雑踏の音などは気にならず、とても神聖な雰囲気に包まれていました。

また、式の進行などは巫女さんが側に付いて促してくださるので、慌てる事もありませんでした。
着付けの方や写真館の方も慣れている様子で、何も心配することなく進みました。

神前式がしたい方には本当におすすめです。

私が挙式したのは大遷宮の年の１１月でしたので、多くの観光客で賑わっていました。
観光客の方に「おめでとう」とたくさん声をかけていただいたのも良い思い出です。
Sponsored Link

遠方の方でも大丈夫！経験豊富なプランナーの存在も

「式を出雲大社で」と決めたまではよかったのですが、その時点で私たちはまだ出雲へ行った事がありませんでした。

出雲の事も結婚式の事も全く分からない状態でしたが、「ai・も～る」http://www.aimall.com/　というプランナーさんにお世話になり、問題なく実現することができました。

挙式についての細かい相談などいろいろと相談に乗っていただき、下見で初めて出雲を訪れた際も車でご案内いただきました。

もちろん自分で全部手配するという方法もありますが、仕事が忙しい大人女子の場合は間に現地のプランナーさんに入っていただくと手配が楽だと思います。

打合せなどはほとんどメールでしたので、自分の都合のいい時間を使って打合せする事ができました。

演出など、もう少しこだわりたい方には「出雲祝言」http://www.mypl-travel.jp/shugen/　も人気があるようです。
まるでドラマのワンシーンのような演出なので、一生の記念になるのではないでしょうか。

日本古来の伝統的な儀式は挙式を挙げる二人にも、招待客にもひときわ深い感慨を与えてくれるはずです。
縁結びの神様の神前で結婚を誓えば、二人の絆は確固たるものになること間違いなし！

10月、11月は神有月の関係で特に込み合いますので、ここで挙式を予定されている方は早目にお申込みを。

もちろん神有月以外でも、出雲大社には永遠の愛を誓い交わされ、今にいたるまで睦まじくお並びになってお鎮まりになっている大国主大神・須勢理比売の2柱の神様が見守ってくださっています。

出雲は新幹線も通っていないので、交通の便はそれほど良くはありませんが、出雲大社はよくある結婚式場ではなく、あくまでも神様のお住まいだという事をお忘れなく。

そのかわり出雲は空気も人も食べ物も最高に素敵な場所です。

これから出雲大社で挙式しようかなぁ、と考えている方。
どうぞお幸せに、素敵な結婚式を挙げてくださいね！



【出雲大社社務所】
〒699-0701　島根県出雲市大社町杵築東195
電話　0853-53-3100
ＦＡＸ　0853-53-2515
問合せ　午前8時30分～午後5時

※費用などは2011年時点の物です。消費税増税などもあり、金額が変更になっている場合があります。直接ご確認ください。

写真：すがたもえ子

Sponsored Link