リルコノ
2015/11/11 07:11

『HYDRATE』インタビュー!!——大人女子よ、これがロックだ。 Vol.3

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みなさん、こんにちは。Lilcono(リルコノ)ライターのトキエスです。

ハロウィンが終わって、早いもので、街にはクリスマスの雰囲気が漂いまくっていますね。この時期、(私のように)彼氏がいなくて密かに焦ってみたり、(私のように)寂しさを紛らわしてラブコメムービーに浸ったりしている……そんな大人女子の皆さんのために、エネルギッシュなバンド「HYDRATE(ハイドレイト)」さんのインタビュー模様をお届けします!

2012年に結成し、関東を拠点に活動する彼ら。ラウド系やミクスチャーロックなど、やや激しめの音楽を世に送り出し続けているHYDRATEの素顔とは……?

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左から、Dr/ Mr.Yasuda、Vo/ Jun、Ba/ Tomoki、Gt/ Kotetsu(敬称略)

——さっそくですが「HYDRATE」というバンド名の由来は?

Kotetsu「もともと僕らは、5人で活動していて。抜けたメンバーが考案したんです(笑)」

Jun「メタンハイドレートっていう、“燃える氷”と呼ばれている一種の燃料から名付けたんだよね」

Kotetsu「会ってもらったらわかると思うんですが、ライブでは激しいのに、みんな人見知りなんですよね(笑)まさに“燃える氷”って感じです」

——なるほど!そうだったんですね。HYDRATEが現在の形になるまで、なにか苦労したことはありますか?

Kotetsu「もともとHYDRATEには別のボーカルがいて。脱退した時に、男性ボーカルを探していて、Junに声をかけたんですよね」

Jun「僕もバンドを組みたかったんですが、東京に出てきてからは1年くらいできなくて、ずっとソロで活動してたんです」

Mr.Yasuda「へえ……何か大変だったことはありましたか?」

——Mr.Yasudaさん、急にインタビューする側に…(笑)大変助かります(笑)

Kotetsu「ドラムのMr.Yasudaは今年6 月に加入したんですよ。それまでは3人活動してて。レコーディングもセルフだったんです。PCはTomokiがやったり、役割を分担してました」

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——それは、後々すごく役に立ちそうな経験をされていますね! そもそもみなさんは見た感じ、個性がバラバラですが、どんなアーティストに憧れて音楽を始めたのでしょうか?

Mr.Yasuda「僕はミスチルですね!もともと吹奏楽部でもドラムをやっていたんですが、そのころにハマって。ミスチルって一見、桜井さんのイメージが強いですが、本人たちは“ロックバンド”って公言してて。それがカッコ良くて、憧れましたね」

Jun「小さい頃、父親がよく車でEXILEの曲を流してて。それで彼らにハマって歌手を目指し出しましたね」

Tomoki「僕は、高校の時、軽音部でドラムをやっていたんですが『ピンクスパイダー』を聴いてRIZEにハマって。KenKen(RIZEのベーシスト)の動画を見て、憧れてベースに移りました」

Kotetsu「僕も高校時代、吹奏楽部だったんですよ。トランペットをやっていた時、先輩にギターを勧められて、とりあえず触ってみたことから始まりましたね。80年代ハードロックを聴いたり、メタルに走ったり、ワンオクとかSiM、黒夢とか。かなり雑食なのですが、一番衝撃だったのはDIR EN GREYです」

——好きな音楽やファッションなど、見事に個性バラバラですが、意見のぶつかり合いとか、音楽性の違いとかはなかったんですか?

Kotetsu「なんだかんだで、みんなロックが好きなんですよね」

Jun「なんか名言でた(笑) 意見はぶつけ合っていましたね。ケンカとはではなく、お互いを高め合っていくためのぶつけ合いです」

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——お互いを高め合って、今まさに成長の過程にいるHYDRATEですが、11月26日にシングル「Fighting Pose」を限定配布するそうですね。この曲に込めた想いは?

Jun「バンド活動ができない期間が1年ほど続いた時に、まわりの人のライブを見て悔しくて。努力してても、やっぱり折れそうになった時があったんです。そんな時に、ボクシングの試合をみる機会があって。チャンピオンに挑戦者するボクサーがボロボロの状態だったのに、最後は勝って。この人はチャンピオンにも勝ったけど、倒れそうな自分自身にも勝ったんだなって。その経験を元に、自分自身に負けないことが一番大事だって想いをテーマに作りました。HYDRATEが結成される1年前に、歌詞はもう出来ていて。あとからアレンジをメンバーみんなで加えていったので、完成するまで半年以上かかりましたね」

——そうなんですね。限定配布を待ち望んでいるファンに、なにか最近のおもしろエピソードを聞かせてください!(ほしがりですみません)

Jun「こないだ、メンバー全員でお台場に行ったんですよ。そこでTomokiに松ぼっくり投げられて(笑)。この歳で松ぼっくり投げるやついるか!って(笑)」

Kotetsu「無口なんですが、意外とこいつが一番イタズラッ子で(笑)冗談で、けむしをYasudaのTシャツに入れようって話してた時も、長い木の枝を一番最初に見つけて来て(笑)」
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——Tomokiさん、随分と興味深いキャラクターですね(笑)みなさん人見知りとのことですが、この企画で私が大人女子に推奨している“おひとりさまライブ”のように、一人でライブに行ったりしますか? 人見知りで一人でライブに行くって、結構勇気いりません?

Mr.Yasuda「お酒のチカラで、楽しくなって、友達になりますね(笑)演者の人とかだと、プレーをみて、自分から話しにいったりします!」

Tomoki「僕は、隅っこにずっといますね。しっぽりと」

——なるほど。堂々と音楽を楽しむことが大切ですね!“おひとりさまライブ”に興味を持ってくれている大人女子に向けて、なにかメッセージをお願いします!

Kotetsu「ぼくらも言いたい事を音で表現しているような小心者です。一歩踏み出すだけで、心境がかわるかもしれないです」

Mr.Yasuda「演者からすれば、お客さんがいるっていうのは死ぬ程嬉しいので、ぜひ勇気を出して来て欲しいですね。僕らも人見知りだけど、人が好きなので」

Jun「ひとりが心細いなら、ぼくらが友達になります!一緒に楽しみましょう!」

HYDRATEさん、ありがとうございました!

 

■ライブ情報

11/26(木) @ CYCLONE
ist x SHIBUYA CYCLONE presents
i Fest vol.0

ist / The Sixth Lie / ReaLife / HYDRATE / 2$4SITH / clala

OPEN 18:00 | START 18:30
ADV 2000yen | DOOR 2300yen (+1D)

[TICKET INFO] CYCLONE,GARRET店頭 | 各バンド予約

①18:30~18:55 HYDRATE
②19:05~19:30 clala
③19:40~20:05 The Sixth Lie
④20:15~20:40 2$4SITH
⑤20:50~21:15 ReaLife
⑥21:25~21:50 ist

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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