夏は気分が開放的になる反面、冷たいもの、甘いものの食べすぎによる、体重増加が気になる季節です。だからといって、ところてんや冷奴ばかりでは味気ないもの。
そういえば、「トマト」「スイカ」など、暑い時期に旬をむかえる食材は、赤い野菜が多いと思いませんか?
実はこの赤い色素は「リコピン」と呼ばれる成分によるものなのです。すぐれた抗酸化作用があり、夏の疲れと、老化防止の両方を期待できます。
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リコピンは細胞を修復する
強い紫外線を浴びると、遺伝子や細胞がダメージを受けやすくなります。すると慢性的に疲労を感じたり、美容面では、シミやたるみを引き起こすと考えられています。基本的には、いったん傷ついた組織を再生することはできません。とはいえ、ある程度、修復するのは可能です。
トマトやサーモン、スイカにふくまれるリコピンは、肌の生まれ変わりを促進したり、新陳代謝を活発にするためにも、積極的に摂りたい栄養素だといえるでしょう。
リコピンは、油と一緒に摂取しよう!
野菜類は加熱すると余分な水分が抜けるため、一度にたくさんの量を摂取できます。そしてリコピンは、油と一緒にいただくことにより、さらに吸収がアップします。
攪拌したトマトをオリーブオイルで炒めて、スパゲッティーや、マカロニと混ぜ合わせたり、ハンバーグの上にトマトソースをのせるなどひと工夫するだけで、見た目はおしゃれで、栄養価の良い一品の完成です。
色の三原色でもあり、遠めでもよく目立つ「赤」は、太陽の色であり、血液の色でもあります。眺めているだけでも、生命力がみなぎるような、力強さが素敵ですよね。
旬のトマトや、スイカ、赤ピーマンを食べて、心も体もリフレッシュしませんか?
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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