リルコノ
2014/09/16 14:09

大雨が止んでも危険?!土砂災害警戒判定メッシュ情報とは

みなさんこんにちは!Lilcono(リルコノ)ライターのすがたもえ子です。

ここ最近の異常気象、なんだか不安ですよね。
自然災害も以前より多くなって来ているようにも思われます。

雨については、川の上流で大雨が降っていると危ない事などは広く知られるようになりましたし、雨量情報を確認できる気象庁の
高解像度降水ナウキャスト」も知られるようになりました。

それと同じように土砂災害の危険度を目視できる「土砂災害警戒判定メッシュ情報」というツールがある事をご存知ですか?

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大雨の時、注意すべきは「土砂災害警戒判定メッシュ情報」

土砂災害の危険度は、その土地がどれだけの水分を溜め込んでいるかを知る事で知ることができます。
わかりやすく言えば雨が止んだとしても、土地に溜め込まれた水分量が高いままだと危険性が高くなっているという事。

あまり知られていませんが、その土壌雨量「土砂災害警戒判定メッシュ情報」という形で、気象庁のホームページで公開されているんです。

 

全国地図で見るとこのような感じ

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出典:「土砂災害警戒判定メッシュ情報」(気象庁ホームページより)

色が濃い部分ほど、地面が抱え込んでいる水分の量が高くなっているという事。
赤よりも濃い紫の方が危険度は高い状態です。

もちろん地域ごとに拡大もできます。

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出典:「土砂災害警戒判定メッシュ情報」(気象庁ホームページより)

もちろんこの色が濃いから今すぐに土砂災害が起きる、というような物ではありませんが、危険度が高くなっているという事を知ることができるので、避難しようか迷った時などの参考になりますよね。

気象庁は「該当する5kmメッシュの周辺の危険度も参考にするなど、警戒エリアの面的な広がりにも着目してください」「土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、斜面の状況には常に注意を払い、普段と異なる状況に気がついた場合には、直ちに周りの人と安全な場所に避難してください」としています。

最近では避難勧告が出るタイミングが問題になったりしていますが、人まかせにせず、使えるツールは使って、自分や家族の安全はしっかりと確保しましょう!

気象庁ホームページ
土砂災害警戒判定メッシュ情報
土砂災害警戒情報
高解像度降水ナウキャスト

 

この記事を書いた人

すがた もえ子
すがた もえ子
得意ジャンルはライフスタイルとスピリチュアルに美容&健康。
綺麗と健康は背中合わせをコンセプトに、ちょっと役立つ情報をお届けします。

漫画家アシスタント、イベントコンパニオン、MCなど様々な職業を経験してきました。
イベントやお祭りが大好きな猫ストーカー。

おいしい物や面白そうな事に目がなく、興味がある事はとりあえずやってようがモットーです。
日本各地に伝わる伝承を集めてまわるのが趣味。
温泉ソムリエ。
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