リルコノ
2014/05/10 15:05

温泉ソムリエが教える「美肌の湯」と「美肌を作る入浴方法」

温泉ソムリエが教える Photo by MiNe


みなさんこんにちは!

Lilcono(リルコノ)ライター、温泉ソムリエのすがたもえ子です。

温泉の泉質の好みは人それぞれかと思いますが、
「美人の湯」にときめかない大人女子はいないと思います。

基本的な入浴方法は前回の
「温泉ソムリエが教える・以外と知らない正しい温泉の入浴方法」と同じですが、今回は「美人の湯」と、
その効果を倍増する入浴方法についてご紹介いたします。

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「美人の湯」とは?

日本3大美肌の湯といえば、佐賀県嬉野市の「嬉野温泉」・
島根県仁多郡奥出雲町「斐乃上温泉」・栃木県さくら市「喜連川温泉」です。

この他にも日本全国に美人の湯と呼ばれる温泉は数多く存在しますが、
実は温泉の「適応症」としては美肌効果という項目は存在しません。

そのため、温泉には必ず掲示されている温泉分析書に
「美肌」という項目が書かれていない・・・なんていう事も。

そういう時は「水素イオン濃度」という項目を探して
チェックしてみてください。

PH値が7・5以上だと美肌効果のある弱アルカリ性の泉質です。

他にも美肌効果が高い泉質は「炭酸水素塩泉」、
「硫酸塩泉」、「硫黄泉」となります。

 

入浴してから体を洗う

入浴してから体を洗う事で毛穴をクレンジングし、
つるつるの美肌へと近づけてくれます。

(もちろんこれは美肌作りのためなので、
汗をかいたりした部分は汚れを落としてから入浴するのは問題ありません)

 

体は手で洗おう

温泉で毛穴の汚れが落ちやすい状態になっているので、
ゴシゴシタオルなどで洗うと刺激が強すぎます。

手のひらで石鹸を泡立て、撫でるように体を洗いましょう。

 

あがり湯は温泉の湯口から

シャワーであがり湯をすると、
せっかくの美肌成分がすべて流れていってしまいます。

温泉の湯口から流れ出てくるお湯を桶で取り、
あがり湯として使用しましょう。

温泉には皮膚の表面に膜をつくり、
保湿してくれる効果があります。

ただし湯口から出てくるお湯は温度が高い場合があるので、
やけどしないように適温に冷ましてから使ってくださいね。

 

保湿剤は入浴後10分以内に塗ろう!

お風呂から上がると同時に
肌の水分がどんどん蒸発していってしまう事は、
美容に関心のある大人女子のみなさんは
もちろんご承知だと思いますが、実は温泉でも同じ事なんです。

保湿剤などを塗る場合はお風呂から上がってすぐ、
できれば10分以内に塗りましょう。

また複数の泉質のある温泉の場合、
美肌の湯に入浴した後に「塩化物泉」の温泉に入る事で、
天然の塩のパック効果を得る事ができるので、ぜひお試しください。

いかがでしたか?

同じ温泉に入るのでも、ちょっと入浴法を変えるだけで
さらに効果を得る事ができるんです。

大人女子としては、せっかく「美人の湯」
と呼ばれる温泉に行くんですから、
その効果をしっかりと吸収したいところ。

ただし首が赤くなったりカサカサになったりした場合、
泉質が肌に合わない可能性があるので気をつけてくださいね。

この記事を書いた人

すがた もえ子
すがた もえ子
得意ジャンルはライフスタイルとスピリチュアルに美容&健康。
綺麗と健康は背中合わせをコンセプトに、ちょっと役立つ情報をお届けします。

漫画家アシスタント、イベントコンパニオン、MCなど様々な職業を経験してきました。
イベントやお祭りが大好きな猫ストーカー。

おいしい物や面白そうな事に目がなく、興味がある事はとりあえずやってようがモットーです。
日本各地に伝わる伝承を集めてまわるのが趣味。
温泉ソムリエ。
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