リルコノ
2015/04/30 07:04

パワースポットを訪ねて 浅草寺・浅草神社

こんにちは。占い・スピリチュアル担当のライター、ミリィ蒲田です。

ようやく、寒い冬が過ぎ、旅行に適した春が訪れました。
そう、癒しを得るためのパワースポットを巡るのに適した春です。
なのでこの記事から、いくつかのパワースポットを紹介していきたいと思います。

しかし、ただずらずらっと並べるのでは面白くありません。
そこで、近日に何かイベントがあるパワースポットから順番に紹介していきますね。

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第一弾として、浅草寺・浅草神社(東京都台東区浅草)を選びました。
その理由ですが、5月15日(金)、16日(土)、17日(日)の三日間で三社祭が行われるからです。
三社祭はとても有名ですので、皆さんも名前はご存知かもしれません。


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三社祭


1312年から始まったお祭りですが、大規模になったのは江戸時代からです。
氏子達が神輿をかついで勇壮に各地区を回ります。
三日間で約150万人が訪れるという全国でも有数のお祭りです。
大規模なだけにイベントが行われる場所は、時間と共に大きく移り変わります。
もし、お出かけになるなら、お祭りを楽しむためにも日程はしっかりチェックしておきましょう。
浅草神社のHPにも掲載されています。



浅草寺の由来

なんと、開創は628(推古36)年です!
つまり、約1400年も前につくられたということになります。
推古天皇の時代といわれてもぴんとこないかもしれませんが、聖徳太子の時代といわれたら、少しはわかりやすいでしょうか。
この628年というのは聖徳太子が亡くなられた622年の6年後となります。

そして、857年には、円仁(慈覚大師)というお坊さんが来られて、聖観音像という仏像を造って本堂に納められました。
このお坊さんは中興開山として称されています。
ちなみに、この円仁は比叡山延暦寺を開いた最澄(伝教大師)のお弟子さんにあたり、遣唐使に乗って、はるばる唐(当時の中国)まで渡海したお坊さんだったりします。


浅草寺 雷門

942年に創建されたものですが、何度か消失し、現在の門は1960年に
再建されました。ちなみに松下幸之助氏が寄進されたものです。

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浅草寺 本堂

現在の本堂は1958年に再建されました。
本尊は聖観世音菩薩ですが、秘仏なので見ることはできません。
脇侍が愛染明王、不動明王ですが、それほど大きくなくて、見るのは遠くからとなりますので、はっきりとは見えません。
見所は大提灯、天井絵などでしょう。


浅草寺 五重塔

 現在の塔は1973年に再建されました。
実のところ、第二次世界大戦で本堂もろとも焼失しています。
中には入れませんが、その威容は外からでも十分感じ取れます。


浅草寺 宝蔵門

現在の門は1964年に再建されました。
やはり、1945年3月10日に焼失しています。
阿形、吽形の立派な仁王像をぜひ、見てみて下さい。


浅草神社

浅草寺と由緒は同じです。
昔は神仏習合でした。ほとんどの寺社が隣り合っているのはそのためです。
主祭神は、土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命です。

1649年に創建された社殿は関東大震災、第二次世界大戦を乗り越え、
今もなお健在で、重要文化財として指定されています。
ぜひ、御覧になってみてください。


最後に

浅草寺は混雑していることが多いです。
なので、混雑を避けたいのであれば、平日に来るのが望ましいかもしれません。

近くにスカイツリーがありますので、浅草寺からでも見ることが出来ます。
観光に来るのであれば、組み合わせたら効率的です。

寺社仏閣の見所はやはり、歴史ある建物、仏像などでしょう。
そういう観点で考えると、正直にいって、浅草寺の魅力は落ちます。
紹介した建物全てが昭和における再建ですから。

しかし、考え方を逆転させてみてはいかがでしょうか。
全て、焼失したにも関わらず、今では多くの建物が再建されて、立派な伽藍が形成されているのです。

多くの人達が尽力しなければ、かなわなかったでしょう。
つまり、戦後復興の息吹を感じられるのがこの浅草寺なのです。

焼失した寺社仏閣全てが復興できるわけではありません。
立派に再興した浅草寺には628年創建から脈々と伝わる不思議なパワーがあるのかもしれませんね。
そのパワーにぜひ、あやかりたいものです。

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