無色透明な鉱石「ダイヤモンド」
地球が誕生して成長していく段階で、深い土の奥に眠っていた炭素が、高い圧力と温度によって結晶化されたものをダイヤモンドと言います。ダイヤモンドは約十億年前から数千年前におきた火山爆発によって、マグマとともに地上近くに押し上げられてきました。まさに、自然の神秘が産み出した奇跡のような存在です。
長い年月と歴史を秘めた輝きを手に入れたいと願うのは、女性の自然な心理です。
あこがれと現実のバランスは、懐の事情を考えると厳しいかもしれませんが、知識と情熱と経験があれば、予算の範囲内で素敵な石にめぐりあえます。
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見る目を養う
まずはたくさんの石を見て、ダイヤモンドを好きになること。専門家は、遠目で「硝子玉」と「ダイヤモンド」のちがいを、わずかな光の屈折で見分けます。わたし達は、そこまでの審美眼はありませんが、多くの石を眺めることで目が養われ、微妙な違いがわかってきます。
すると、自分に合うのはどんなタイプの石なのかがつかめてきます。
4C
次に注目したいのは「4C」。ダイヤモンドの値段のつけ方は実に明確。4Cとは、(カラー/色)(クラリティー/透明度)(カラット/重さ)(カット研磨)をさします。この四点で、品質を評価する国際基準が設けられています。
諸外国では、何をさしおいても「重さ」にこだわる傾向があります。が、日本は、大きさより透明度が求められます。それは、婚約指輪としての需要が大半だからです。
縁起をかつぎ、肉眼で見えない程度の傷の有無が問われるのですね。
しかし多少の傷があったとしても、レンズを通さなければわからないものなら許容範囲という方がほとんどです。
夜につけることが多いのなら、傷や色のグレードは下げ、大きさとデザインを重視で。
婚約指輪なら透明度など、目的にあわせて選ぶのが良いでしょう。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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