10月10日公開！ウェスタンの世界で「テッド」監督と豪華俳優陣が悪ふざけ

	2014/10/04 18:10

みなさまこんばんは。Lilcono（リルコノ）映画ライターのAyakaです。

アメリカ映画の“王道”はやっぱりウェスタン。
バーで乱闘騒ぎ、そこにイケメンが馬に乗って現れ、決闘を申し込み、見事敵役を倒す！！
だれでも簡単に思い出すことができるカッコよくワイルドな“ウェスタン”の世界。

ですが、この秋公開される映画「荒野はつらいよ〜アリゾナより愛をこめて〜」では
カッコイイ”ウェスタン”ではなく、最悪の“ウェスタン”。

ブラックジョークやお下品なギャグが飛び交う今作で主演を演じるのは、
なんと！　日本でも大ヒットした作品「Ted」の製作・脚本・監督を一人でこなしたセス・マクファーレン。

監督自身が今回主役を演じるとのことで、こんなおもしろい作品は見るっきゃない！

公開に先駆け、魅力をたっぷりご紹介します。

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舞台は完璧なる西部劇の世界！

1882年のアリゾナの西部開拓時代。数々の映画では“カッコイイ世界”として描かれてきましたが、セスの映画では大違い。
彼が着目したのは西部開拓時代の厳しい現実。
「1880年代のアメリカ西部は病原菌と無法者がのさばり、病気と事故と殺し合いで人がバタバタ死んでいく、サイテー最悪の環境だった。」と語るセスは西部の世界をリアルに描いています。

サイテー最悪の環境その１：医者
まともな医者がいない上、不衛生。そのため治るものももちろん治りません。
病気も蔓延。

サイテー最悪の環境その２：殺し合い
無法地帯で「治安」なんて言葉が存在するのか？というくらい殺し合いが日常茶飯事。

サイテー最悪の環境その３：平均寿命
なんとこの時代の平均寿命は３０代！　現代の寿命の半分以下しか生きられなかった過酷な時代。

セスが演じる主役アルバートはダメ男の羊飼い

田舎町オールド・スタンプでクラス牧童のアルバート・スターク（セス・マクファーレン）は、西部でなんとか生き延びるだけで精一杯。
因縁をつけられ決闘を申し込まれても、平謝り。プライドもない肝っ玉が小さい男。

そんな彼にもルイーズ（アマンダ・セイフライド）という美人な恋人がいました。

ルイーズはダメ男のアルバートに愛想をつかして別れを切り出し、お金持ちの理容良品店主のフォイと恋仲に。
いつもフォイに馬鹿にされるルイーズはこのまま負け犬人生一直線かと思いきや、
酒場の乱闘で一人の女の命を救い運命を変えるチャンスが！！

なんと命を救った女は町にやって来たばかりのミステリアスな美女アナ（シャリーズ・セロン）。

サバサバした性格のアナと肝っ玉が小さいアルバートは仲良くなり、急接近。
アナは射撃の名手。銃なんて触ったともないアルバートはアナから射撃の特訓をうけ
やがて２人は恋に落ちますが、アナと出会った事でアルバートは大悪党クリンチに命を狙われるはめに。

豪華すぎる！！セスが呼んできた名俳優たち

なんとセスの適役で大悪党クリンチを演じるのは名優リーアム・ニーソン！
そして性格の悪い元カノを演じたのは若手トップ女優とも言われるアマンダ・セイフライド。

ミステリアスな女ガンマンではシャリーズ・セロン！　ほかにもジョバンニ・リビシやパトリック・ハリスなど豪華キャストがセスの悪ノリを盛り上げているのがすごい。
こんなにもおふざけがすぎる名俳優を見れる作品が他にあるだろうか？！

数々の名優がでているのにも関わらずアッと驚く隠し玉のカメオ出演も。映画ファンなら空いた口が塞がりません！！

こんな西部は嫌だ！と言いたくなるような脱力ネタとお下劣ギャグが大暴走している「荒野はつらいよ〜アリゾナより愛をこめて〜」。

たくさん驚いて、たくさん笑える。
新しいウェスタンの世界を覗きにぜひ劇場へ足を運んでみては？