リルコノ
2018/03/11 07:03

オーストラリアのスリラー映画NO.1はコレ!『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』

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みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。

みなさんは一人旅に憧れたことはありますか?私は何度もあります。でも結局肝っ玉が小さくてまだ行けてないんですよね。

「大きなバックパックを持って、世界中を自分の目で見てみたい!」なんていう憧れが止まらない時もたくさんありますが、オーストラリア映画『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』を観たら、一人旅に行くのがかなり怖くなります。

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本作、オーストラリアの映画好きの友達に「オーストラリアNO.1のスリラー映画は何?」と聞いたところ即、本作を紹介されたのです(しかし、スリラーというよりはサイコホラーでした)。

日本では劇場公開されませんでしたが、ビデオスルーになったのでDVDを借りて観たりすることができると思います!

あらすじ



ベン、リズ、クリスティのバックパッカー三人は中古車を購入し、大陸横断の旅に出発。しかしウルフクリークという場所で運悪く車が故障。周りに何もない広大な平原の中、助けが来ることもなく…。彼らは車の中で一晩過ごすことに。

するとそこへ一台の車が近づいてきます。そこから降りてきたのは高齢の男性ミック・テイラー。救いの手を差し伸べてくれたのですが、彼は車が故障していて部品交換が必要だと断言。そして部品を交換するため彼が所有する家に来ることを提案してきます。

迷った三人ですが、どっちみち選択肢はなかったのでミックの家に行くことにします(ちなみに三人の次の目的地とは全く逆)。

家に到着したベン、リズ、クリスティはミックと火を囲みながら雑談しその後眠りにつきます。

数時間後、リズが目を覚ますと、そこはどこかの小屋の中でしかも硬く縛られていたのです。なんとか落ちていたガラスの破片で拘束を解き、脱出を試みますが、遠くからクリスティの叫び声が。

別の小屋を恐る恐る覗いてみるとそこには血だらけで拷問されているクリスティの姿がありました。リズはなんとかクリスティを助けようと奮闘しますが・・・・



実在の事件を基にしてるので、リアリティ半端ないです。

実は本作、オーストラリアで実際にあった二つのバックパッカー殺人事件を基に製作されたのだとか。

一つは、2011年の「ピーター・ファルコニオ失踪殺人事件」。ヒッチハイカーだったピーター氏はとある車の運転手に殺害されてしまい、ピーター氏の彼女だったジョアン・リーズはレイプされそうになりますが、運よく脱出したという事件。しかしピーター氏の死体も発見されておらず、犯人も行方不明だったため、ジョアンが殺人犯の容疑をかけられていました。

しかしその後容疑者が浮上、2005年にはその容疑者に有罪判決が下されたようです。ちなみにジョアン・リーズは手記を出版し、そこで詳しく事件のことが記されているので気になる方はチェックしてみてください。

もう一つは、1990年代に起こったアイヴァン・ミラットの連続殺人事件。彼は「ベン」と名乗り、ヒッチハイクしていたバックパッカーたちを次々と殺害。中にはナイフで10回以上滅多刺しにされてしまったり、銃で殺害されてしまった被害者もいたそう。

ちなみに本作の冒頭にも出てきますが、オーストラリアでは年間約3万人以上が行方不明だとレポートされているのだとか。9割は一ヶ月の間に見つかりますが、残りの1割は行方不明のまま。……こわ。

そんな本作、オーストラリアで「観光客が減るのでは?」と一時期批判もあったよう。しかし公開に至った時には、オーストラリアだけでなくアメリカでも話題になり、第32回サターン賞で『ソウ2』や『エミリー・ローズ』などの名作と肩を並べホラー映画賞を受賞!

これは逆にロケ地巡りとかで観光客が増えるのではないか?…と思いました。

しかし、ヒッチハイクにはご用心。特に女性の一人旅は、犯罪者からすると格好の餌食だと思います。

旅行する際には、知らない人に安易についていかないことを強く頭に植えつけられた作品でした。

これからオーストラリアにワーキングホリデーや学生ビザで滞在する人にも本作はオススメ!かなりのオーストラリア訛りが聞けちゃうので勉強になるかも!


この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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