リルコノ
2017/07/08 07:07

おバカな男たちによる”ロスト・ヴァージン大作戦”!『40歳の童貞男』

女子目線、大人のレビュー

みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。

今回ご紹介するのは、2005年アメリカで製作された『40歳の童貞男(原題:The 40Year Old Virgin)』です。

「30歳まで童貞を貫くと魔法が使える」なんてよく耳にしませんか?

本作はそれよりも10年も歳を重ねた40歳の男性が主人公。(もちろん)魔法は使えませんが、かなり独特なキャラクターになぜかちょっと惹かれてしまいます。

主演はイタリア系アメリカ人俳優のスティーブ・カレル。彼はこれまで『リトル・ミス・サンシャイン』のほか、様々な話題作に出演。『怪盗グルーの月泥棒』シリーズではグルーの声も担当した実力派なんです。

ちなみに本作の脚本、製作総指揮も彼が担当!



 

あらすじ

家電量販店で働くアンディ(スティーヴ・カレル)。数々のアニメフィギュアやゲームをこよなく愛し、平凡で充実した日々を送っていました。

しかし彼にはとある秘密が。それは40歳になった今でも”童貞”だということ。

これまで何度か、ロスト・ヴァージンのチャンスがあったにも関わらず、ブラの外し方がわからなかったり、足の指を舐められて女性の顔面を蹴飛ばしてしまったりと、うまくいかず……。しかしその秘密は誰にも打ち明けていませんでした。
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ある日、職場の同僚からポーカーに誘われます。男同士でのゲーム、話題はもちろん下ネタ。アンディも仲間たちからセックスの話を振られます。お題はなんと「これまでで体験した最も下品なこと」。とっさに作り話で逃げ切ろうとしますが、行きすぎた作り話に童貞だということが即バレしちゃいます。

翌日、なんと職場では童貞のウワサが広まり……同僚のデビッド(ポール・ラッド)、ジェイ(ロマニー・マルコ)、キャル(セス・ローゲン)の三人組が「アンディのロスト・ヴァージン大作戦」を開始します。


悪ふさけがすぎる「アンディのロスト・ヴァージン大作戦」

悪友三人組は半分悪ノリでアンディが童貞卒業できるよう、様々な無茶振りをします。それは、バーで女の子を引っ掛けさせたり、本屋で店員さんにナンパさせたり。

その中でも注目してほしいのはアンディがサロンでワックスをするシーン。アンディは胸毛が濃いので”長時間の罰”ゲームとも言えるようなシチュエーション(笑)!

ワックスを外す度に、Fワード連発! こんなに叫び方のバリエーションあるんだと思わず関心してしまうほど。ナチュラルなスラングなどを知りたい!使ってみたい!という人にとっては、本作、かなり勉強になると思います。

とにかく笑えますが、女性目線で見るとアンディはとっても女性を尊敬している優しい男性なんだなと実感。

そしてアンディの恋愛からロスト・ヴァージンに至るまでの経緯はラブストーリーとしても十分に楽しめる要素が満載。

もちろんコメディ好きは要チェックです!

 

使える英会話♡

“You know what I mean?”
「俺の言ってる意味わかるか?」

“You want me to stop now?”
「やめてほしい?」

“I really don't expect that.”
「そんなの全然予想してなかった!」

“I think I'm done!”
「これで終わりだと思う!」


 

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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