リルコノ
2017/05/06 07:05

コミカルな”復縁劇”『バウンティー・ハンター』

女子目線、大人のレビュー

みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
みなさんは、「元恋人と復縁したい!」と心から願ったことはありますか?

私は復縁したいと思ったことが一度だけあるのですが、その時期はかなり未練タラタラ(笑)。

気休めに「復縁する方法」をググったり、占いで「復縁できる」と希望が書いてあるものだけを信じ切ったり。今冷静に考えると、その時期ってとっても女に磨きがかかるんですよね。

もう一度彼を振り向かせたいと頑張って心も見た目も磨くことに必死でした。

そんなメリットたくさんの「復縁したい〜」って思う時期に今ドップリと浸かってしまっているアナタ!

復縁について真剣に考えすぎて、もし疲れている状態だったらコメディ映画で楽しく「復縁」について考えてみませんか?

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今回ご紹介するのはジェニファー・アニストンとジェラルド・バトラー共演のアクション・コメディ『バウンティー・ハンター』です。

ちなみにバウンティー・ハンターってアメリカでは合法で認められている”賞金稼ぎ”のこと。



 

元妻と元夫の壮絶なバトル!

バウンティー・ハンターのマイロ(ジェラルド・バトラー)は、ギャンブルが大好きで借金まみれ。彼は返済の為に必死で犯罪者や逃亡者を捕まえ報酬金を掻き集めようとしていました。

そんな時新しいターゲットを紹介されたマイロは驚愕。それはなんと、保釈中の元妻ニコール(ジェニファー・アニストン)だったのです!

妻に未練タラタラ、そして離婚されたことを根に持っているマイロは、報酬金5000ドルの妻を捕まえるという新しい仕事にワクワクが止まりません。モチベーションもMAX状態。

早速仕事に取り掛かるマイロ。しかしニコールも簡単には捕まりません。

あの手この手を使って妻を捕まえようとするマイロと、その追っ手から逃げ続けるニコール。しかし、お互い未練タラタラの二人はこの追跡劇の中で心の距離を縮めていきます。

 

子供っぽすぎるマイロに塩対応のニコール

注目して欲しいのは元妻と元夫の掛け合い。マイロが自転車で逃げまとうニコールを説得し、車に乗せようとするシーンがあるのですが、彼はニコールが車に乗ろうとした瞬間を狙って車を急発進させます。

それを3回……

イライラが募るニコールの気持ちがなんだか痛いほどわかります(笑)。

ニコールは劇中で、マイロのことを「immature」と語っています。「immature」は、「未熟、未完成」を意味しており、要は「子供っぽい」ってことです。

自分の都合ばかりを考えて、ニコールをイラつかせるのが得意なマイロは、まさに代表的な子供っぽい男性。きっとマイロのような男性とお付き合いしてうんざりしてしまったという経験がある人は少なくないのでは。

マイロのような男性にうんざりしている!という人は、本作のニコールの対応に注目して観て欲しいです。彼女は塩対応を平気でするし、意見をしっかりと伝える強い女性。彼女から学べることがたくさんあると思います。

お互いをイラつかせるのが得意な二人が、どうやって心が接近していくのか・・・本作ではそこにも注目して観て欲しいです。きっと復縁のコツが見つかるかもしれません。

 

使える英会話♡

今回抜選したシーンは、二人がディナーを一緒にするシーンです。

マイロ「Wait, You just said you made a mistake.(今、君は過ちを犯したって言ったよな)」

ニコール「I did.(言ったわ)」

マイロ「So we are an agreement ?(ってことは、認めるんだね)」

ニコール「So did you.(あなたもよ)」

マイロ「Yeah, so we both made a huge mistake.(俺たち、お互い大きな過ちを犯してしまったんだ)」

【メモ】

■an agreement は「同意」や「一致」を意味します。

■“ make a mistake”は「間違う」「過ちを犯す」を意味します。このフレーズはめちゃくちゃ日常英会話で使われます。

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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