“ひとつのアトラクションに乗って宇宙を旅するようなライブパフォーマンスを目指していきたい”
数ある次世代ロックバンドの中で、現在注目度が急上昇している「THE SIXTH LIE」。近未来的な“サイエンス・フィクション・ミュージック”を生み出し続ける彼らが、待望の新曲MV『Machines』を公開。
左からBa.Hiroto, Dr.Ray, Vo.Arata, Programming&Gt.Reiji
---今回のMVはどんなイメージで構成したのでしょうか?
「この曲の歌詞は、近未来の世界においてコンピュータやロボットに管理されてしまった人間の存在を描いています。もっと広く捉えると、近未来だけに限らず、現代社会においても、誰しも“何か”に縛られ、管理される存在。バンド演奏シーンだけでなく、仮面に捕われてしまったヴォーカルArataの姿など、コンピュータグラフィックスによる表現を使って情報管理社会をイメージし、映像化しようと考えました」
---MVを通して、バンドの“新たな挑戦”になったことはありましたか? また今回のMV公開後、注目度が更に高まっていますが、気持ちの変化はありましたか?
「MV公開後、さまざまなメディアに取り上げていただいていますが、僕たちの認知度はまだまだです。THE SIXTH LIEの音楽やパフォーマンス、そして世界観を、一人でも多くの人に知ってもらいたいというのがバンドの“今の想い”であり、挑戦となっています。また、僕たちを認知している人も全国に増え、より視野も広がりました。応援メッセージも各地からいただいて、“よりバンドを高めていこう!”というモチベーションに繋がりました。さらにレベルの高いライブパフォーマンスを目指し、毎日メンバーと話し合っています」
---歌詞に秘めた思いなどはありますか?
「今回の歌詞は、一見難解でイメージしづらいように思えますが、実は僕ら誰しもが当てはまる内容になっています。まず最初に、バンドのコンセプトである”サイエンス・フィクション”的な要素を盛り込もうという話になりました。
そこからまず思いついたのが、コンピュータやロボットが人間を管理し、一見平和に見える社会。しかし、実は自由がなく、人々はそれにすら気付かない…いわゆるディストピア的な世界です。
サイエンス・フィクションの面白さというのは、“作者からどんなふうに世界が、未来が見えるのか”というのが作品を通して見えることだと思います。
この歌詞で表現したかったのは、そのようなディストピアは多かれ少なかれ、現代社会にも存在しているということです。コンピュータだけではなく、社会制度、仕事、人間社会など……ディストピアがSF世界の中だけのものと思っている時点で、その存在に気付いていないのです。そしてそれは、人間を気付かないうちに蝕んでいくものです。そんな中で“我々はどうあるべきなのか見つめ直そう”というのが今回の歌詞のメッセージですね」
---ありがとうございます!最後に今後の目標について、改めてお聞かせください!
「今後はさらに自分たちの世界観を表現できるような楽曲やライブパフォーマンスを工夫して作っていこうと思います。ミュージックビデオをアップしているメインチャンネルの他にもシクスライちゃんねるというYoutubeサブチャンネルがあり、そちらにドッキリ動画やゲーム実況など自分たちが撮りたいと思った動画も随時アップしているので、良かったら見てください(笑)」
The Sixth Lie さん、ありがとうございました!
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“人間の存在とは何か”を考えさせてくれる深い内容に仕上がっている今回のMVは、幅広い世代が共感できそう! 彼らの次世代ライブパフォーマンスを体感したい方は、下記のライブをチェック♪
ライブ情報
12/7(月) 渋谷CYCLONE
12/18(金)渋谷CLUB CRAWL
12/19(土)渋谷CLUB CRAWL
1/3(日)渋谷CYCLONE
詳細はこちらから
THE SIXTH LIE official website
(取材・文/トキエス)
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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