リルコノ
2015/11/24 07:11

『50/50 フィフティ・フィフティ』から学ぶポジティブでいることの大切さ

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生きていると、ポジティブ思考で生活できているときと、別に特にかわったことはないけれど、ネガティブ思考になってしまうときが、誰にだってあると思う。
だが、健康だと思っていた自分がガン宣告された場合、ポジティブでいることはなかなか難しくなるだろう。
映画『50/50 フィフティ・フィフティ』はガン宣告されても、笑顔を忘れない青年が主人公だ。
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酒もタバコもやらずに、健康的で陽気な青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)はジョギング中に腰に違和感を感じ、病院に。
なんと27歳という若さでガン宣告され、5年後の生存率は50パーセントだと知る。

そんな彼のガールフレンド、レイチェルは、看病に疲れ、浮気をしてしまい、さらに傷ついたアダムは、どんどん神経質になっていった。
だが、いつも隣には、悪友のカイルがいて、病気になる前と同じ接し方をしてくれていた。そんな悪友に支えられ、ガンを笑い飛ばそうと奮闘するアダムだったが、刻々と病状は悪化していく。



本作は、ガンを克服した経験をもつ脚本家ウィル・ライザーの実話を基にしたもの。
実際、ウィルの親友である、コメディー俳優セス・ローゲンが本作でも主人公の親友役を演じており、悪友ならではの不器用な優しさに涙してしまう。
主人公のアダムを演じたのは、『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィット。彼の独特な優しさがあふれている表情にも注目してほしい。

本当に闘病するドラマなのか? と思うくらい、ハートフルに仕上がっている本作。その理由は闘病している本人がポジティブ思考だからかもしれない。
そしてアダムが、病気を通じてまわりの人の大切さを改めて知っていくシーンでは、涙がとまらない。
本作で、アダムの葛藤しながらでも前を向く姿勢を見れば、ポジティブでいることがどれだけ大切かを実感することができる。マイナス思考になってしまったときや、涙活したいときはぜひ本作を見て、涙してほしい。

 

 

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この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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