リルコノ
2014/09/30 14:09

ダイエットのザセツを克服!生理周期を賢く利用する3つのコツ

コラム25

こんにちは、Lilcono(リルコノ)美容ライターのekoです。

いよいよ10月。本格的な秋がやってきますね。
これからの季節は、食欲が増して、いつも以上にダイエットが大変になる時期。
なかなか思うようにやせられず、イライラして食べすぎて、結局、ダイエットにザセツしてしまった・・・という苦~い経験をお持ちの方も多いのでは?

実は、女性の体には、女性ホルモンの働きによって「やせやすい時期」と「太りやすい時期」があり、自分が今、太りやすい時期だと把握しておかないと、がんばってダイエットしているのになかなかやせない!とザセツしてしまうことも多いのです。

今回は、生理周期をダイエットに賢く利用する3つのコツについてご紹介します!

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女性ホルモンとダイエットの関係とは?

女性ホルモンには、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2種類あり、生理前のおよそ10日間はプロゲステロンが多く分泌される黄体期、生理後のおよそ10日間はエストロゲンが多く分泌される卵胞期になります。

プロゲステロンは、食事によって摂取されたエネルギーを皮下脂肪などに蓄える働きがあるため、プロゲステロンが多く分泌される生理前は太りやすい時期。
この時期は、体重も現状維持できればOKと考えて。

逆に、エストロゲンは内臓脂肪を小さくする働きがあるため、エストロゲンが多く分泌される生理後はやせやすい時期。
脂肪がエネルギーとして消費されやすい時期なので、積極的にダイエットを。

 

生理周期を賢く利用する3つのコツ

コツ1.ダイエットは生理後から。有酸素運動を取り入れる!

脂肪燃焼効果が高まる生理後は、ダイエットのチャンス!
この時期に有酸素運動を取り入れると、ダイエットに弾みをつけることができます。
ウォーキング、ジョギング、自転車など自分の生活の中でチャレンジしやすいことから始めてみては?

特別、運動をする時間がとれないというときは、1駅手前で降りて歩く、エレベーターを使わずに階段で上がるなど、普段より少し運動量を増やすだけでもOK。
有酸素運動をする前に簡単な筋トレを行うと、成長ホルモンが分泌されて有酸素運動の効果がさらにUP!
下半身には大きな筋肉が集中しているため、筋トレの中でもスクワットがおすすめ。

 

<下半身の脂肪を燃焼!簡単スクワット>

1.足を肩幅に開き、腰に手を当て、つま先は少し外向きに。
2.そのまま3カウントでひざを曲げながら、ももが床と平行になるようにゆっくりと腰を下ろす。
3.次に、3カウントでゆっくりと、ひざを伸ばしきる直前まで立ち上がる。10回×2セットを目標に。

 

コツ2.生理後の食事は、野菜3:たんぱく質2:炭水化物1の割合で

生理後のやせやすい時期は、食事バランスにいつも以上に気をつけると◎。
時々、炭水化物を抜いたり、夕飯を食べなかったりと極端に食べる量を制限してしまう方がいますが、無理なダイエットは長続きしない上、キレイにやせられないのでNG。

おすすめは、血糖値の上昇をゆるやかに保つことができる野菜3:たんぱく質2:炭水化物1の割合で食事を摂ること。

ダイエット中、食べる量を減らしていて、おなかが空いた・・・ご飯あまり食べてないから、チョコを一口食べちゃえ!なんてこと、したことありませんか?
実は、空腹時に甘いものを食べると、血糖値が急激に上昇してしまうのですが、その血糖値を下げるために分泌されるインシュリンというホルモンには、脂肪の合成を促す働きがあります。
そのため、空腹時に甘いものを食べると、どんどん太りやすくなるという恐ろしい結果に。
ダイエット中こそ、バランスよく食べることが大切なんですね。

旬の野菜(緑黄野菜や淡色野菜、根菜類をバランスよく)、魚や卵、大豆製品などの良質なたんぱく質、そして玄米などの穀類。
このバランスを大切にすれば、ゆっくりでも確実にやせられるはず。
特に、たんぱく質は脂肪燃焼に欠かせない筋肉の元になりますので、たんぱく質は欠かさず摂取するようにしましょう。

よく噛んで食べる、食物繊維の多い野菜類から食べ始めるなど、食べ方にも工夫をすると、やせ効果UP!

 

コツ3.生理前はダイエットをがんばりすぎない

生理前は、皮下脂肪などが蓄えられやすく、PMS(月経前症候群)によって食欲が増して、甘いものなどが必要以上に食べたくなることも多い時期。
この時期は、体重が停滞していても、そういう時期だと捉えて、あまり気にせずにダイエットをしていくことが大切。

生理前は、女性ホルモンの影響で、幸せ物質と呼ばれる脳内のセロトニンが減少してしまうために、イライラしてドカ食いをしてしまうとも言われています。
生理前の過食に悩んでいる方は、セロトニンの原料となるトリプトファン(必須アミノ酸)と、トリプトファンがセロトニンに合成されるときに必要なビタミンB6を積極的に摂ることを心がけて。

トリプトファンが豊富な食材
かつお節、大豆製品(油揚げ、納豆、豆腐など)、くるみなど

ビタミンB6が豊富な食材
まぐろ、鮭、さばなどの魚介類

以上、生理周期をダイエットに利用するコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ダイエット中は、早くやせたいと思う気持ちが強すぎると、ついがんばりすぎてしまうもの。
生理後は集中してがんばる、生理前はユルくするなどメリハリをつけて、上手にダイエットしていきましょう!

 

 

 

  

この記事を書いた人

eko
eko
フリーの美容ライターとしてWEBメディアを中心に活動中。
得意分野は、スキンケアやヘアケア、体の中からキレイを目指す食事など美容全般。
現在は、過保護になりすぎた肌を脱却すべく肌断食にチャレンジしています!
自分の経験も生かしつつ、キレイを叶えるための美容に関するTIPSをご紹介できればと思っています。
最近のお気に入りBGMは、三浦大知『The Entertainer』
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