メイクで、唇の色や、まつげの長さや濃さは選べます。一方で、肌色や質感、鼻のかたちなどは、化粧法だけでは変えられません。
ところが眉毛は、どちらにもなる「微妙」なパーツ。全部剃り落とせば、好きな細さや形を作ることも可能です。その反面、目の周りや、額の筋肉とのバランスが崩れてしまうと、アンバランスな顔に。
一番良い方法は、生まれつきの毛質、毛流れを生かして描きたすことでしょう。
しかし、濃すぎたり、逆にまばらにしか毛が生えていない場合もあるのかもしれませんね。
いったい、どのようにすれば「顔の骨格」と「毛質」に合った眉毛になれるのでしょうか?
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整えるときは、上側を重点的に
生えっぱなしでは見苦しいので、いらない毛は取り除きますよね。そのときに形を整えるのであれば、上側の毛だけを、集中的に手を入れるのがポイント。下側の毛を刈ってしまうと、目と眉の間の隙間が広くなり、間が抜けた顔になっていまいますよ。
雑誌や、ポスターで美しい女優さんをチェックすると、眉と、目の間が狭いことがわかります。
眉の下の無駄毛は、徹底的にカット
くりかえしますが、眉と目との空間のバランスは大切です。けれども、矛盾するようですが、形を決めた後に残っている、余分な産毛は、丁寧に取り除きましょう。わずか数本の無駄毛がなくなるだけでも、ハイライトを入れたように明るい目元になれますから。
洗顔後に、眉を撫でる習慣を
朝晩の洗顔後に、タオルドライをした後で、眉の流れに沿って、指で十回ほど軽く撫でつけることを習慣づけて下さい。続けることにより、眉毛自体の形が美しく整ってきますから。「眉毛の描きかたを見ると、その人の美意識がわかる」。
そんな台詞を聞いたことがあります。
生まれ持った毛質と、自分のなりたいイメージを、メイクのテクニックを駆使して、どのようにミックスさせるのか、その、腕のみせどころなのかもしれませんね。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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