こうやってこのページに辿りついたPCスクリーンの前の皆さんは「ページが見当たりません(404)」といったメッセージがリンクをクリックしたときに出てきたことはないでしょうか。もしくは、しょっちゅうそのメッセージに行き当たるという人は特にこのプレゼンテーションは共感できると思います。
Lilcono(リルコノ)ライターのるぃです。
また、Lilcono読者の皆さんの中には平々凡々と毎日を過ごしているけど本当は何かやりたい、見つけたいと思っている大人女子の方も多いのではと思います。
そういうとき、今までと違った視点で物事をみるということはとても大事になってきますが、そんなの今さらわからないと思われる方にこのプレゼンテーションはヒントをくれるかもしれません。
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今回ご紹介するのはレニー・グレッソンの、404 Not Found のページに関する楽しいプレゼン。
404というのはウェブページを表示できない様々な理由のカテゴリーがある中で、世界中で一番よく見られるエラーとして知られています。
まず404ページに自分で願ってアクセスする人はいませんね。ですからこのページにぶち当たってしまったときには何とも言えない喪失感を味わいます。イラッとしますよね、もしくはこのページに探しているものがありそうって時にはかなりのショックも受けます。これは受け入れがたいことですね。
そこであるアスリート達のサイトで、レース中の自転車が障害物にぶつかり競技者ごと吹っ飛ぶという動画を彼らの404ページに埋め込みました。そうすると途端にそのページに遭遇してしまった人達のイラッとモヤッとを一瞬に晴らすことが出来たのです。というのも、ついに404ページに行き当たってしまった時の人の気持ちがわかっているページが出来たからです。
ここから、この404ページのデザインがコンテストへと発展。ページが見つからないページで偉人者の格言を表示したり、ペットシッターを探すサイトでは悲しい顔のペットの写真を、あるものはページに行き当たった者を笑うユーモアなものや責めるもの、あるものはそれを別のサイトへと導くものなど、色々なアイデアが生まれました。
そして結果として、こういった小さなことが大切であり、良いものを作ればそれはブランディングとなりえるということを学んだのです。今では多くの企業が工夫を凝らして404ページを作成しています。これは、実に簡単でURLをタイピングしていじることが可能なのです。同じ404のページでも面白いものや興味をひくものであれば当初ほどの喪失感や腹立たしさは感じないかもしれません。それはホームページオーナーの人柄や社風を反映し、しいてはそのサイトを見ようとしているビューワーや顧客にも行き届いたサービスということになります。
レニーは言います。小さなミスも、それをミスとするのではなく、それを愛すべきものにすることができるのです、と。
404のページを、そんな風にアレンジしようなんて思いつきますか。そして実はそんな小さなことが大きな意味を持つことに発展するなんて。つまり、1つの物事を見えている1つの側面から見ることに慣れてしまって、上記のような見方ができない脳に凝り固まっているんだなぁと改めて考えさせられるものでした。色んなものを一歩止まって深呼吸して違う側面があるんじゃないかなと脳内の空気を入れ替えてみる、そんなことが実は大切なんじゃないかと思わせてくれる良いプレゼンでした。皆さんはどう感じましたか?
この記事を書いた人
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英語科卒。百貨店と貿易物流会社を経て、カナダ・バンクーバーにてマーケティングとギャラリーマネージャーを経験。
帰国後、某大手企業にて翻訳/通訳/事務を通して日本と米国を行き来。
Foodieとしてレストランやカフェに通うと共にアラサーの体をいたわりホームクッキングにも精を出している。
安くて良いものを探す関西人魂は海外でも健在。海外から様々な切り口でライフスタイルを執筆。
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