大人女子のスタイルアップマガジン

こんにちは。Lilcono(リルコノ)ライターのshihoです！今年も暑い夏がやってきました。私の住むスウェーデンでも日中の気温が30℃近くまで上がることもあり、今まさに夏の真っ最中と言う感じです。
皆さん夏は好きですか？実は北欧の人々は夏が大大大好きです。北欧の冬は寒くて暗いためとても元気の無くなる季節です。人々は夏が来るのをじっと待ち夏の到来と共にパーッと元気になります。住んでみて分かったのですが、夏と冬では人々の性格がガラッと変わります。今回はスウェーデンの人々がどのような夏を過ごすのかをお伝えします。日本ではあり得ないことだらけで面白いですよ。

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紫外線カモーン！

私達日本人の大人女子にとって大敵の紫外線。いかに日焼けをしないかが私達の夏の試練ですよね。しかし「無いものねだり」とはその通りで、スウェーデンの人々は夏になると、これでもかー！とばかりに紫外線を浴びまくります。人々は小麦色(それ以上？)の肌を求めるのです。日本では絶対に見られない夏のスウェーデン名物が公園でビキニ姿の女性達です。男性も女性も公園の芝生にシートを広げて水着姿で日光浴をしているではないか！見ているこちらが悲鳴をあげたくなるくらい日焼けしている人もたくさんいますが皆嬉しそう。そして紫外線の浴びすぎによる皮膚癌のリスクなどがニュースや新聞で連日取り上げられています。が、しかし！太陽の陽を浴びてこそスウェーデンの夏を過ごしたと言えるのです。

 

お金持ちなの！？ほとんどの人が別荘を所有

「軽井沢に別荘があるの。」と誰かに言われたら、この人相当お金持ちなんだなと感じますよね。実はスウェーデンの人で別荘を持つ人が結構多いんです。おじいさんやお父さんが購入してそのまま家族や親戚がローテーションで使ったり、自分で独自の別荘を購入したりと特にお金持ちじゃない普通の人々が別荘を所有しているのだから驚きです。なので夏になると普段は人の多い都心の場所でさえも人が心なしか少なく感じます。自然が多いスウェーデンなので別荘は森の中にポツンとあるような感じで別荘生活はただのんびりと自然の中でくつろぐと言うのが一番の目的です。

 

夏のグルメと言えばBBQ

スウェーデンでBBQをグリルと呼び、日本人のBBQ好きをはるかに超えています。グリルだけのレシピ本や料理番組など、いかに人々にとってグリルが身近であるかが分かります。
気になる食べ方ですが、日本と全く違っていて面白いです。こちらはステーキの野外版です。ブロック肉やソーセージ、野菜などを焼いて各自皿に分けてフォークとナイフで食べます。ソースのレパートリーが多いのが嬉しいです！私のお気に入りはベアネーゼソースと言うフランス発祥のマヨネーズに似たソースです。(今度改めて詳しくベアネーゼソースについての記事も書きたいと思っています。)
家庭によってオリジナルのメニューが出てくるのでメンバーが変わるほど面白いです。お供のアルコールはビール以外にも赤ワインが大活躍します。



 

夏のフルーツは苺

日本では春が旬の苺。スウェーデンでは夏が旬で人々は苺も大好き。そのままでも十分甘くておいしいのですが、スウェーデン流の食べ方は苺とアイスクリームです。時々生クリームなんて家庭も。スウェーデンの人々はアイスクリームも大好きで、食事に招待されるとデザートによくアイスクリームが出てくるくらいです。



 

泳ぐなら湖や海に豪快にダイブ！

湖と海に囲まれたストックホルム周辺には日本の太平洋側のような波のある海はありませんが、泳げるスポットがたくさん。私の今住む家から徒歩たったの5分の場所にも泳げる海があります。しかし、日本のように海の家があるわけでもなければ監視員などもいない本当に自然の中で人々が自由に泳いでいるのです。人々は何でも豪快です。着替えるのもその辺でちゃちゃっとタオル1枚巻いて済ませ、ダイブしたりもぐったり。日本の浮き輪にプカプカの光景はほとんど見られません。私にしてみれば日本の海水浴場の波の音と有線で毎年流れるサザンオールスターズやTUBEの曲が懐かしくて恋しいです。

 

スウェーデンは湿度が低いので日本に比べて暑い中外で過ごすのがそれほど辛くはありません。ですから人々は天気の良い日は外で食事をしたりお酒を飲んだりするが非常に多くなります。レストランでテラス席がギッシリ埋まっていても店内はガラガラなんてことがしょっちゅうです。それぐらいスウェーデン人の人々にとって夏と太陽は元気の源なんですね。
冬は何となくクールな性格の人々も夏になると活発でフレンドリーになるので夏にこちらを訪れた際には積極的にスウェーデン人の人に話しかけてみてはいかがでしょうか？

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