みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
今回ご紹介するのは、1998年の名作『ユー・ガット・メール(原題:You've got mail)』。
トム・ハンクスとメグ・ライアン主演、1940年の作品『桃色の店』のリメイク作品です。
オンライン上でやり取りする恋愛模様を描いた本作。もちろん当時スマホなんてないので、パソコンのモデルがなんだかとっても懐かしい! そんなレトロな雰囲気を醸し出す本作ですが、オンライン上のお付き合いが当たり前になってきたこの世代にピッタリなラブストーリーでもあります。
Sponsored Link
あらすじ
主人公は、母から継いだ本屋さんを営むキャスリーン・ケリー(メグ・ライアン)。彼女の楽しみはインターネットで知り合った男性、ハンドルネーム”NY152”とのメールのやり取りすることでした。しかしある日、彼女の本屋さんの近くに大型本屋チェーン店がオープン。そこの経営者であるジョーとは会うたびに喧嘩が絶えず、言い合いが続く日々。しかし実はジョーこそがNY152だったのです。
その後NY152から「直接会ってみないか」と提案され、二人はカフェで待ち合わせることに……
シンプルだからこそ心温まるストーリー。
本作は、とんでもないハプニングがあるわけでも、どんでん返しがあるわけでもなく、いたってシンプルなストーリーライン。それだからこそ、私たちが日常で感じられるような小さな幸せが本作の中では目立っているような気がします。そのためその小さな幸せに共感できて、こっちもハッピーな気持ちに。
ちなみに本作は名作すぎて、いろんなエピソードも話題になっています。
例えば、メグ・ライアンは役作りのためにニューヨークの本屋さんで実際に数日勤務したり
トム・ハンクスのアドリブがユニークでそのまま使われたりなどなど。
そのシーンは、ジョーが、金魚と本と風船など大量の荷物を持ち本屋を去るシーンで、ドアに風船が挟まってしまい、ジョーが「金魚じゃなくてよかったよ」と発言したところ。
こんなユニークな切り返しが即座にできたことが本当にすごいですよね。
ちなみにキャスリーンとジョーが初めて待ち合わせするカフェ「Cafe Lalo」は、ニューヨークで観光スポットになっているのだとか。場所はニューヨークのアッパー・ウェスト・サイド。
店内はかなり広く、メニューのバリエーションも多いようです。
ニューヨークに観光に行く際には必ず立ち寄りたい!! ニューヨークに行かれる方はぜひ足を運んでみてください!
また最近、劣化が激しいと話題になってしまっているメグ・ライアンですが、本作では本当に美しくチャーミングです。
彼女の本当の美しさもみることができる作品だと思います。
この記事を書いた人
-
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
トキエスの最新記事
- エンタメ2020.04.06体も心も熱くなる男性ストリッパームービー『マジック・マイク』
- エンタメ2019.12.19様々な夫婦のカタチを描いたサスペンス映画3選
- エンタメ2019.09.05女子力アップ!元気になるガールズムービー5選
- エンタメ2019.08.19どんでん返しがたまらない!スリル満点な映画5選