みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
先日やっと『君の名は。』を鑑賞してきました!日本では8月に公開されていますが、こっち(オーストラリア)で見ることはできず……DVDを待つしかないか。と断念していましたが、やっとこっち(オーストラリア)でも11月末から公開が決定!
ジェニファー・アニストン出演のコメディ映画『Office Christmas Party(原題)』や注目のアニメーション作品『Trolls(原題)』、豪華出演陣で話題のラブファンタジー『LA LA LAND(原題)』など、かなりの注目作品が上映される中、本作も負けじとたくさんの観客がいてビックリ!
昨年の『バケモノの子』以来のオーストラリアでのヒットになりそうな予感でした。
ちなみに海外の予告編はコチラ!
英語版の瀧を演じたのはマイケル・シンターニクラス(Micheal Siterniklaas)。神木くんと同じく『サマーウォーズ』の小磯健二の声も担当している方です。
三葉の声を担当したのはステファニー・シェー(Stephanie Sheh)。『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎや『ももへの手紙』の宮浦もも役も務めたベテラン声優さんです。
あらすじ(みんなもう知ってると思いますが一応)
舞台は千年に一度の彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。飛騨の山奥に暮らす神社の娘・三葉と、東京で暮らす少年・瀧。なんの接点もない二人が急に入れ替わってしまうという謎の現象が突如起こります。
二人は携帯のメモでやり取りをして、入れ替わっている間のルールを決めることに。そして元の体に戻った後のために日記を残すことにします。入れ替わりながらもお互い打ち解けていく二人。
しかし、急に入れ替わりが途切れてしまい……。
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気になる外国人の反応(オーストラリア編)
私が見に行ったのは、シティの中心部で駅に直結している大きな映画館「Hoyts」。ここでは話題作ばかりが上映されているほか、ジャパニーズムービーフェスティバルなど、様々なテーマに特化した映画祭も定期的に開催されています。日本で言うところの「TOHOシネマズ」に当たると思います。
劇場を見渡すと、現地の人の率が高い(当たり前ですが)。しかも私が滞在しているメルボルンは多国籍な街のため、アジア系、ヨーロッパ系、アラブ系の方など様々な方がいらっしゃいました。
日本と違って、海外では映画館でも面白いシーンでは遠慮なく声を出して笑うし、悲しいシーンでもきちんと反応するんですよね。
そのため瀧が三葉に入れ替わっておっぱいを揉んでいるシーンなんかはかなりの爆笑の渦が巻き起こっていました(笑)。
また三葉の妹である四葉の鋭いツッコミにも毎回笑いが。そのシチュエーションが私には面白すぎました。
そして、彗星の美しい風景にはため息が聞こえてきたり
三葉と瀧がやっと出会って、お互い名前を忘れないようにと手に名前を描こうとするシーン。突然三葉が消えて、ペンが地面に落ちてしまった時なんて「OH MY GOD---!!」や「Oh no....」とがっかり気味の反応。
きっと電車で顔を合わすシーンやカフェで写真を撮りまくるシーンなど「日本あるある」には共感できなかったと思いますが、それでも外国人を虜にするパワーがありすぎるなと実感しました。それにしてもみんな感情に素直すぎます(笑)。日本ではポップコーン噛む時ですら遠慮するのに…!
きっと環境や心境によっても捉え方が様々である本作。日本独特のアニメーション文化が勢いよく広まったことを実感できた作品でした。
私自身は日本にいないと忘れがちな「日本のいいところ」を思い出すことができました。それほど、風景や日本人らしい考え方がとっても綺麗で魅力的に思える作品。
本作がDVDになる頃には私も日本に帰国していると思うのですが
ぜひ英語吹き替え版もリリースされてほしいです! そうすれば日本にいる外国人に日本の良さを本作を通してもっと知ってもらえるのにな〜なんて思いました。
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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