みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
今回ご紹介するのは、デイヴィッド・フィンチャー監督の『ゲーム(原題:The Game)』。
デイヴィッド・フィンチャー監督と言えば『セブン』、『ファイト・クラブ』『ゴーン・ガール』などミステリー好きにはたまらない作品を産出してきた名監督!
そんな彼が1995年に監督を務めた本作は、未だミステリー・サスペンスファンの太鼓判でもあります。
あらすじ
舞台はサンフランシスコ。投資家として大成功を納めているニコラス(マイケル・ダグラス)は、父の莫大な資産を引き継ぎ、豪邸で孤独な人生を送っていました。ニコラスの48歳の誕生日、弟のコンラッド(ショーン・ペン)が久しぶりに連絡してきます。そしてレストランでコンラッドにとある紹介状をプレゼント。そこには「CRS」という社名が記されていました。「人生が変わるぞ」とコンラッドから言い渡されたものの、そんなに興味がなかったニコラス。
しかし、数日後たまたまCRSのオフィスを見つけたニコラスは立ち寄ることに。重役のファインゴールドからCRSは「ゲーム」を顧客に提供していると説明を受け、そのままテストを受けます。しかし、結果はまさかの不合格。
ニコラスが帰宅するとそこにはピエロの人形が。その口の中からCRSの鍵を見つけます。
そしてテレビのキャスターが突然ニコラスに話しかけてきたりと、奇妙なことが起こるようになり……
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これは本当に「ゲーム」なのか
これは本当にゲームなのか?そんな疑問が冒頭から観客の頭に定着したまま物語は展開していきます。そんなバカな!ゲームにしたらひどすぎるのでは・・・?と劇中のニコラスと共にCRSの存在に疑問を抱いてしまうのです。
ニコラスに感情移入し、CRSの謎に迫ることができる本作はある意味観客の立場で言うと「ゲーム」なのかも。
ちなみにニコラスを演じたのは。『最高の人生のつくり方』のオーレンや『アントマン』のハンク・ピムを好演したマイケル・ダグラス。彼はアメリカを代表する名俳優で1975年に『カッコーの巣の上で』で製作を担当し、アカデミー賞作品賞を含む5部門に輝きプロデューサーとしても話題になった才能の持ち主なんです。
そんな彼が必死で正体不明の「ゲーム」に挑んでいく本作は、エンターテイメント、サスペンス、そしてミステリーなど様々な角度から楽しむことができると思います。
使える英会話♡
“Tell me not to worry.”「心配するなと言ってくれ」
“Back off!”
「下がれ!」
“How do you know!?”
「どうやってわかるんだよ!?」
“Did I have a choice?”
「俺に選択肢はあったのか?」
“Do you hear me?”
「聞いてるのか?」
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
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